Mail from renya.com vol.012c 1998/11/21 ======================================= http://www.renya.com/mailfrom/ Mail from renya.com(Mfrc)は、世の中の出来事に関するコラムやエッセイ、 renya.com worldのウェブサイトの更新情報、ピックアップ情報、編集部員の 独り言やなど、執筆者や編集者の趣味を知識と知恵の世界renya.com(れにゃド ットこむ)が総力を挙げてお届けする雑学メールマガジンです。 vol.012bからの続きです。 [05]:【文市(あやち)の紅茶散歩】01:ぼくが紅茶にハマるきっかけ [06]:就職活動これいかに [07]:Sports de Sports [(C)info@renya.com] [05]:【文市(あやち)の紅茶散歩】01:ぼくが紅茶にハマるきっかけ -------------------------------------------------------------- http://www.ayati.com/ ayati.comの紅茶ページはけっこう固めなので、ここでは少しやわらかい話を していこうと思います。 ぼくが、紅茶にハマるきっかけは、ケーキでした。 おいしいケーキ屋を食べ歩くうちに、ケーキには紅茶が一番合うということに 気付いたのです。 そして、心底感動するおいしいケーキ屋さんは、紅茶もまたおいしいと。 特に、おいしいケーキ屋では決まってFAUCHONの金色の缶があることに 気付いて、きっとこれこそがおいしい紅茶なのだろうと思ったものです。 それまでのぼくの紅茶の知識といえば、黄色いティーバッグ(リプトンのやつ です)は何度も出て、10回目くらいまで色が出るけど、白いティーバッグは 数回で色が出なくなる。という学校の部室での体験に基づいたものでした。 FAUCHONがフランスの会社で、そのためにフランス菓子の店ではよく使 われるのだということに気付いたのはもっと後、イギリス紅茶のおいしさに目 覚めてからです。 イギリスは紅茶消費の本場です。 それを教えてくれたのは、イギリス紅茶に情熱を燃やすおじさんの店、お茶の 水「サーモピレー」でした。 最初、ここにはスノードンケーキというケーキがあると聞き、それを食べに行 ったのです。店に入ると、メニューを一通りながめ、紅茶とケーキを頼みまし た。 出て来た紅茶は、とにかくびっくりするほど濃い紅茶でした。 2杯目、3杯目はミルクをたっぷり入れないと濃すぎて飲むこともできません でした。 この濃い紅茶を飲むと、どうしてもお手洗いに行ってしまいます。紅茶の利尿 作用や、内蔵の働きを活発にする作用を身をもって知りました。 紅茶のポットのふたを開け、茶が出過ぎているんだとのぞきこんだら、ポット の中には茶葉はなく、抜かれたあとでした。 店のおじさんは、情熱的に語りかけてきました。 「イギリスでは、この濃さが普通なんです。」 「ミルクは、これくらいの色になるまで入れるのがイギリス流なんです。」 (と、壁の茶色いところを指差す) 「イギリス人がこの店に来て、フルーツケーキを食べて、感激してこれは我が 家の味だと言いました、決しておいしいとは言いませんでしたけれども。」 「本当のイギリスの紅茶の濃さを知って頂くために、本当の濃さに紅茶を淹れ て、茶葉を抜いています。」 「濃すぎる場合は、お湯を頼んで薄めるのがイギリス流なんです。イギリスの ちゃんとした店ではお湯をあらかじめ持って来てくれるか、頼むとすぐ持って 来ます。おい、お湯!」 濃すぎる紅茶は、でもケーキとはよく合っていました。 それにしても濃すぎます。そのときはそう思いました。 何度か「サーモピレー」に通ううち、やがてこの濃さが普通だと思うようにな っていきました。 実際、「サーモピレー」の紅茶は、とてもおいしいものでした。 どうすればこんなにおいしい紅茶を淹れられるのだろう、他の店や、自宅で淹 れた紅茶とは全然味が違うのはなぜだろう? そう、思うようになっていたのです。 こんな風にして、ぼくの紅茶への興味ははじまりました。 紅茶のおいしさに気付く近道は、おいしい紅茶を淹れてくれる店に行くことだ と思います。おいしい紅茶を飲んでこそ、紅茶を楽しんでいけるのではないか と思います。 [(C)info@ayati.com] 中段広告枠 ---------- http://www.renya.com/mailfrom/ad.htm ○---Start of ad----------------------------------------------------○ Access to http://www.ayati.com 文市(あやち)の小箱茶室、コンテンツに「紅茶」を追加! ケーキと小箱を主要コンテンツとしてスタートし、HP200LXのガイドを第三の 柱として伸ばしてきた「文市の小箱茶室」に、ついに新コンテンツ登場! 誤った知識でなく、突っ込んだ紅茶の知識を整理して提供します。 ○------------------------------------------------------End of ad---○ 広告掲載に関してはhttp://www.renya.com/mailfrom/ad.htmへ。 [mailto:info@renya.com] [06]:就職活動これいかに ----------------------- http://www.renya.com/company/job.htm 大学も3年生にもなるといやがうえにも就職活動というものを意識せざるを 得なくなっています。特に夏休み明けの後期に入ってからはガイダンスやらな んやらが毎週なんかかんかある状態が続いています。 例えば、11月13日には長野県Uターン就職ガイダンスがあり、16日には国家 公務員I,II,III種に関するガイダンスが、17日には裁判所関係のガイダンスが、 19日にはマスコミ関係の講座が、20日には日経学生経済常識テストがありまし た。 まだ自分の進路というのが見えていないんですが、なんとなく周りに流され るままに動いている自分がいます。これではいけないと思うんだけど。 [(C)info@ayati.com] [07]:Sports de Sports --------------------- http://www.renya.com/sports/ 11月13日に決勝が行われた第77回全国高校サッカー選手権東京A予選大会決 勝は帝京が國學院久我山を破り2年連続の全国大会出場を決めました。 11月15日に第20回記念東京国際女子マラソンが293人が参加して行われまし た。今から20年前にとにかく完走出来る選手50人を集めて世界初の国際陸上連 盟公認の女子のフルマラソン大会として行われてから多くの名勝負が繰り広げ られてきました。 そして今年の大会は来年にスペインのセビリアで行われる世界選手権を兼ね ていましたが、'93年の世界選手権優勝のベテラン浅利純子選手が20歳の新鋭 市橋有里選手をトラック直線勝負の結果かわして2時間28分29秒で3年振り2度 目の優勝を果たしました。 11月15日は第23回エリザベス女王杯です。牝馬限定のGIで、秋華賞が新設さ れ古馬にも開放されてから3年目を迎えます。一昨年のエアグルーヴ、昨年の メジロドーベル、今年のエリモエクセルという3世代のオークス馬が出走して います。 4戦連続エアグルーヴの後塵を拝していたメジロドーベルが一矢を報い、牝 馬としては史上初のGI4勝(阪神牝馬三歳ステークス、オークス、秋華賞、エリ ザベス女王杯)を果たしました。メジロドーベルは道中かなりかかっている感 じで危ないかなと思ったのですが、4コーナーから内々から来て勝ってしまい ました。エリモエクセルの4コーナーでの不利はエリモエクセルが悪いように ボクには見えました。2着にはファンフォザドリームが入り、1番人気のエアグ ルーヴは3着と破れました。 エアグルーヴといえば、去年の秋の天皇賞を制し年度代表馬となった名馬な んですが、本当に他馬に比べてその能力はずば抜けているのでしょうか。ただ 単に去年は相手が弱かっただけということはないのかなとふと思ってしまいま した。って、これでは嫌いな結果でしゃべる解説者みたいですね。さて、中1 週でジャパンカップに出走するそうですが、う〜ん、かなり厳しいとボクは思 います。 メジロドーベルは先日の府中牝馬ステークスまで牡馬と戦い続け勝星を約1 年間上げることが出来ませんでしたが、その努力もこの勝利で報われた格好で すね。 11月15日に行われたテニスの第73回全日本選手権(ALL JAPAN TENNIS)の女子 シングルス決勝は、新鋭のプロ選手の小畑沙織選手(20)が学生チャンピオンの 岡本聖子選手(20)を7-6,6-2で破り優勝しました。 11月15日に東京の日本武道館で行われた柔道の全国女子体重別選手権の48キ ロ級で田村亮子選手が4年振り3度目の優勝を飾りました。 [(C)info@ayati.com] お知らせ -------- http://www.renya.com/ Mfrcは、vol.012dに続きます。 $$ |