こういうプログラムがあります
アソシエイツ・プログラム(Associates Program)、アフェリエイト・プログラム(Affiliate Program)、成果保証型広告などと呼ばれるウェブサイトやメールマガジン上の提携販売システムがあります。
呼び名は色々ありますが、固有の名称を除きここではアフェリエイトで統一したいと思います。
実はもう5年近くも前になるでしょうか。池袋で行われたある展示会で本屋さんの販売機システムを見たときからずっと欲しいと思っていたシステムなのです。
この販売機は書店などに設置してその書店に無い書籍をその販売機を通じて購入してもらい、書店には一定の手数料を支払うというものでした。
これを見た時、こんな大きな販売機はいらないから、ウェブサイト上でそれが出来るようになればいいのにと思いました。
そんな思い通りのシステムがあったのです。それがアフェリエイトなのです。
アフェリエイトとは何か
アフェリエイトを日本語に訳すと成果保証型広告になると思います。つまり、自分のウェブサイトやメールマガジンからECサイトまたはその中にある個別の商品へリンクを張り、そのリンク経由で商品が購入された場合、その売上の1部をECサイトがそのリンクを張っていた人に支払うという物です。
アフェリエイトの実施例
一番最初にこのプログラムを導入したのがAmazon.comです。同社はこのプログラムと書評紹介システムの2つで大きく成長したと言えると思います。
提携サイトからのアクセスで購入された物の売り上げの5パーセントが支払われます。
1995年に開設したAmazon.comがAmazon.com Associatesを開始したのは1996年7月の事。1997年6月にはビジネスモデル特許を出願しています。
ナチュラム『ナチュラム・バディシステム』
アウトドアや釣りに関する総合ECサイト、ナチュラムが行っているのがというプログラムです。
売上高の5パーセントが支払われます。
cbook24.com『book24.com Link Program(CLiP)』
コンピュータ専門オンライン書店cbook24.comは『book24.com Link Program (CLiP)』というリンクプログラムを実施しています。
売上高の1パーセントを支払うという内容になっています。
2001年4月の半ばにAmazon.co.jpのトップページに『Make Money! アソシエイト・プログラムのお知らせ』ということで、アソシエイト・プログラムを近々実施予定という表示が張られました。
2001年5月9日にスタートしました。http://www.amazon.co.jp/associates/が該当ページとなります。
ISBN(International Standard Book Number)またはASIN(Amazon Standard Identification Number)(エイシン)を利用して商品を特定しています。
2000年12月の半ばからバリューコマースのシステムを利用した『イー・ショッピング・ブックス・バリューコマースプログラム』という名称のアフェリエイトが正式スタートしています。
bk1『bk1ブリーダー・プログラム』
オンライン書店bk1を展開する株式会社ブックワンでは2000年12月の半ばに50サイト限定で提携サイトを募集し、2001年1月から44サイトがアフェリエイトを実験的に展開してきました。そして、2001年4月24日からブリーダー・プログラムとして本格的にスタートしました。
募集開始から24時間で116サイトの申込みと好調な滑り出しを見せています。また、アンオフィシャルなプチbk1作成支援サイトがいくつか立ち上がっているのも今回の特徴と言えるかもしれません。
売上金額の3パーセントをbk1ポイントとして溜める事が出来ます。bk1ポイントというのは1ポイント1円で換算され、bk1での支払に利用する事が出来ます。
現金振込で支払われる他のプログラムだと5000円になるまで繰り越される例が多いので、確実に換算されるこの方法は悪くないと思います。また、bk1ポイントは今までも書評を書くなどをした場合に獲得出来ていました。
条件としてサーバが物理的に米国外にある事が求められています。ということで、現在のwww.renya.comでは参加する事が出来ないのです。
また、自分の提携IDを使って書籍を購入してもその分のポイントは還元しないという事になっているようです。
ちなみに、bk1は図書館流通センター(TRC)や日経BP社などが出資して2000年に設立したオンライン書店です。2001年1月には丸善と資本提携を結んでいます。
通常のクリック保証型の広告の一歩進んだタイプの広告システムという印象が強かったものが、アフェリエイトが一般的になりつつある中で存在感を増しつつあります。
取次大手の日販の関連会社、日販アイ・ピー・エス株式会社により2001年4月にモニタテストがスタートしている書籍販売支援サイト。
自分自身での販売サイトは持たず、裏方に徹するサービスのようです。
現在モニタ募集中です。
まぐまぐの生みの親深水さんによるマガジンサイトGOZANSが2001年4月24日より『マイ本だな』という名称で連携しています。
2001年3月13日に三井物産と米LinkShare社が提携を発表し、2001年3月末頃から米国で多くの実績を挙げているLinkShareのアフェリエイトを日本でも提供するとしていました。boople.comはこのサービスを利用しています。
配送はヤマト運輸が担当し、送料は一律350円、代引決済とクレジットカード決済に2種類に対応。
2001年3月に米LinkShareと三井物産が提携してスタートしたアフェリエイトシステム提供サービスがLinkShare Japanです。あくまでも裏方に徹しています。
株式会社トラフィックゲートとの提携にて運営しています。
書籍商品の本体価格の合計金額の5パーセントが支払われます。
株式会社トラフィックゲートはアフェリエイト・プログラムを提供する会社として2001年2月2日に株式会社サイバーエージェントの100パーセント出資により設立されました。
- LYCOS AFFILIATE
- トラフィックゲートと提携して行われているLYCOSアフェリエイト。[08-20-01]
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