1999年7月8日に富士通とニフティが発表したところによると、会員数国内No.1のISPであるNIFTY SERVEと同No.3のInfoWebが1999年11月1日に統合し@niftyというブランドのもと総会員数350万人、シェア35.5パーセントの圧倒的No.1として動き始める。
NIFTYは元々1986年2月に富士通と日商岩井が折半出資で合弁会社として設立され、パソコン通信サービスを提供していた。1999年3月に日商岩井の持株50パーセントを富士通が260億円で収得し、100パーセント子会社とした。会員数は273万人。
1994年にサービスを開始したInfoWebは富士通自身が提供しているISPサービス。会員数は62万人。
今後5年間で会員数1000万人を目指す。
1999年9月29日に新ドメインをnifty.comにする事を発表。WWWのトップページはhttp://www.nifty.com/に統一される。メールアドレスは2文字から32文字以内の任意の文字@nifty.comとなる。既存のユーザーも@nifty.comとなるが、従来のnifty.ne.jpや@mb.infoweb.ne.jpでも届く。メールは1通あたりの容量が標準で5MBまで、メールボックスの容量が20MBで保存通数に制限はなし。
2001年も残すところあと数日という12月28日に日本のネット世界に一つのニュースが駆けめぐりました。ニフティが買収。相手はソニーというものです。