インターネットがここまで広がった重要な要因の一つとしてDNS(Domain Name System)があげられると思います。
インターネットとは元々TCP/IPというプロトコルで繋がっているコンピュータネットワークの事だが、繋がっているコンピュータにはそれぞれ固有のIPアドレスと呼ばれる123.456.789などという数字が割り振られています。しかし、数字の羅列であるIPアドレスは人間には覚えにくいです。そこで、IPアドレスドメインネームというものが使われるようになるのです。
UNIXの世界では普通大文字と小文字は区別されますが、ドメインネームに関しては大文字と小文字の区別はありません。renya.comでもRENYA.COMでも問題ありません。ただし、ドメインの後ろのディレクトリ名ではUNIXのルールに従って大文字と小文字が区別される場合がありますので、注意してください。
近頃というかここ1,2年独自ドメイン(オリジナルドメイン)というのがかなり流行っています。ここrenya.comというのもご多分に漏れず独自ドメインですが…。それでも、本格的に独自ドメインが流行だす前に始めたと思っています。
「バーチャルドメイン」「独自ドメイン」「オリジナルドメイン」など、呼び名は色々あります。
RFC1591がDNSについてのRFCの様です。(日本語訳はグローバルコモンズ Webホスティング:DNSの構造と権限の委任があります。)
JPNIC [FAQ]にはドメインについての様々な情報があります。国別略語集(ISO3166)などもここからリンクされています。
崩壊しつつあるドメインの定義。
TLDとは、Top Level Domain(トップ・レベル・ドメイン)の略で、ルートドメイン直下の階層のドメインの事で、大きく分けてgTLDとccTLDに分けることが出来ます。
gTLDとは、generic(一般) TLDの事で.comや.net、.org等の事を言います。
.eduと.govと.milはgTLDもどきという事で、gTLDに含めない場合があります。
ccTLDとは、country code TLDの事で、.jp等の事を言います。これは、一般にはISO3166で定められた国別略号は使われますが、.ukの様な例外もあります。
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今までNSI(Network Solutions)社の独占であったgTLDのレジストラに1999年4月24日からAOL(America Online)社など5社が新に加わった。