連々記


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The Internet Library、その歓喜と恐怖

 2001年10月末、The Internet Archive: Building an 'Internet Library'というサービスがスタートしました。
 インターネットの世界にあるものは移ろい行く物。今日ある物が明日あるとは限らない。そんな世界でした。しかし、そんな常識が崩れ去ろうとしています。自分が求めていた物のはずなのに今は恐ろしさの方が先に立っています。


 2001年10月17日。
 renya.com worldの4周年を記念して日記のかわりに自分が思うことを文章にする勉強もかねて書いて連々記というものを書いてみようと思う。
 これは時記とは別に自分の考え方などをしっかりと文章に書く事が自分にとって必要だなと判断したことに端を発する。

 さて、renya.comは毎年その代表コンテンツが変わっているなと思う。
 1年目は腕時計に関するページ、2年目はLXに関するページ、3年目は電子書籍に関するサイト、4年目は千と千尋の神隠しに関するページ。
 来年はどんなコンテンツが中心になっているのだろうか。ちょっと楽しみでもある。自分にとってのテキストデータベースという側面があるrenya.comだから、従来のページを削除したりすることはほとんどない。今までのページも折を見て更新しているし、中心的な意味を置いているコンテンツもある。それでもその年々で代表的なコンテンツが変わっていることはある意味renya.comらしさを表していると思う。renya.comというより色々な事に興味を持つというボク自身を表していると言えるかもしれない。

 ご存じの方はご存じだと思いますが、renya.comのコンテンツのほとんどは200LX上で管理されている。自分にとってこれの利点は改めて言うまでもない。いつでもどこでも持ち歩くことが出来るこのマシンで管理することによって思いついたときに思いついたコンテンツの更新を行うことが出来ます。
 renya.comのコンテンツというのはテキストベースで体系的に管理されたデータベースといえると思う。ボクが持っている公開できる情報は出来るだけウェブに載せるようにしている。これはハイパーリンクなどを持つHTMLの利便性とある程度体系的に管理する事が求められるウェブの特性により自分が持っている情報を整理し、いつでも見ることが出来る状態においておける最も優れた方法だと考えているからだ。というかこの方法にするまではいくら面白い情報を入手してもどこにそれを書いたか忘れてしまい、結局その情報を生かすことが出来ないでいた。でも、HTML若しくはプレーンテキストでウェブで公開する事を前提に整理することで、情報の迷子というのはなくなった。
 もちろん、ウェブで書けないことも多い。それはまたそれなりの管理の仕方をするとして、公開出来る物なら今後も出来るだけウェブで整理していきたいと考えている。


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