鉄腕アトムとマジンガーZそして鉄人28号の国、日本。
人型2足歩行ロボットの第1人者といえばホンダです。
ホンダは1986年にコードネームE0というまず下半身のみのロボットからスタートしました。
1994年からは上半身も合わせて開発されるようになり、P1と呼ばれました。
P3は身長160センチ、体重120キロ。
2足歩行ロボットの特許の8割を取得していると言われています。
2000年11月20日に本田技研工業株式は新型の人型2足歩行ロボットASIMO(アシモ)を発表しました。
これはP3(The Honda HUMANOID ROBOT Prototype Model 3)の後継機として開発されたもの。名称はAdvanced Stepin Innovative Mobilityの頭文字を取った物と説明されています。
2000年11月21日にソニーは2足歩行ロボットSDR-3Xを発表しました。
1999年6月1日午前9時にインターネット上で売り出したAIBO(アイボ)は発売開始からわずか20分で25万円という値段にかかわらず日本分として用意された3000台を完売しました。
セイコーエプソン株式会社は1993年3月に世界最小のマイクロロボット『ムッシュ』を発売しました。
平成15(2003)年3月10日にセイコーエプソン株式会社はマイクロロボット『ムッシュU-P』の開発とROBODEX2003への出展を発表しました。
1993年に発売され世界最小のマイクロロボットとしてギネスブックに登録されたムッシュ(体積1立方センチメートル)以来、1994年にニーニョ(体積0.5立方センチメートル)、1995年にリコルド(体積1立方センチメートル、記憶再生機能付)、同じく1995年にルビー(体積1立方センチメートル、気まぐれ走行機能付)の光を追って自律走行する4種類のマイクロロボットのEMRoS(EPSON Micro Robot System)シリーズを発表、発売してきました。(ただし、現在では販売は終了しています)
これらの系譜を継ぐ物として今回プロトタイプとして発表されたマイクロロボットのムッシュU-Pは記念すべき初代ムッシュの名前を冠しエプソンのコア・テクノロジーの1つであるマイクロメカトロニクス技術を推進するために100分の1ミリメートルというサブミリレベルへの挑戦を続けてきた2001年7月に創設されたFX推進室の集大成として生まれました。
基本仕様ですが、電源は1.4Vの空気亜鉛電池の3個直列、走行時間は約5時間。移動速度は制御時に秒速約70ミリメートル、制御無し時に秒速約150ミリメートル。動作電圧はCPU及びBluetoothが2.0V、超音波モータが2.2V。総重量は約12.5グラム、体積は突起物を除き約7.8ccとなっています。
世界最薄型とされる超薄型超音波モータ(マイクロアクチュエータ)の採用により左右の各車輪を個別に前後進制御が可能となった他、自社開発で世界トップレベルの省エネ性能のBluethoothモジュールの採用により複数台の制御が可能となったという特徴があります。
ROBODEX2003 - Robot Dream Exposition - は平成15(2003)年4月3日(木)から6日(日)までパシフィコ横浜で開催されました。ROBOT DREAMEXPOの略とされるROBODEXは今回で3回目を迎え、ホンダのASIMOやソニーのSDRなどの人型ロボットで大いに盛り上がっているイベントです。 この場においてバレエ振付師の金森穣氏に演出と振付を依頼したロボットシアターを上映しました。
ロボカップとはソニーサイエンス研究所の北野先生が提唱して始まったロボットの 技術開発の発展を目的とする大会で目標は2050年にロボカップ優勝チームがFIFAワールドカップ優勝チームに勝つことです。