電子書籍への誘い vol.010 2000/11/11 =================================== http://www.renya.com/textware/mailmag.htm  メールマガジン『電子書籍への誘い(いざない)』はウェブサイト『電子書籍 という潮流』を主たる母体としたrenya.com(れにゃドットこむ)が発行してい る電子書籍に関する総合メールマガジンです。 http://www.ebookstyle.net/ ●目次  [01]:もっと自由を…  [02]:電子書籍関係のニュース  [03]:ご案内  [04]:新規リンク  [05]:思うことをつらつらと  [06]:奥付 [01]:もっと自由を… ------------------- http://www.renya.com/textware/freedom.htm  スティーブン・キングのオンライン限定小説、MS Reader、bn.com eBookSto re、MightyWords.comなど米国での動きや電子文庫パブリのオープン、Microso ftと紀伊國屋書店との提携といった日本の動きと世界的に見ても電子書籍ムー ブメントはいよいよ本格的になってきたと思います。  一見するとボクのウェブサイトの名称通り電子書籍という大きな潮流が流れ 始めているように見えます。しかし、この流れを確かにする為に残された課題 が数多くあるのも事実です。それを少し考えてみたいと思います。  まず第1にボクは電子書籍が紙の書籍の様に一般的な物になるかどうかは、 どれだけの自由度が電子書籍にあるかどうかだと考えています。  本というのは何年も建ってから読み返してみたいと思う事がよくあります。 そんな時にソフトのバージョンが違うから読めないということにもしなったら、 とても悲しいと思います。  PC版のMS Reader用に提供される電子書籍データはPocket PC版のMS Reader では暗号技術の関係で読む事は出来ないそうです。これでは今日はPCの大きな 画面で読み、明日はPocket PCを持ち歩き野原で読もうということが出来ない ではないですか。  これがプレーンテキストやプレーンテキストにマークアップを施したHTMLや setextだとどうでしょうか。PCのブラウザで見てもよし、HP200LXやPocket PC、 Palmなどに入れて外でも自由に読む事が出来ます。  また、非力なマシンでは専用のReaderを動かすには不便ということもよくあ ります。  著作権保護の問題も重要だと思いますが、あまりに作者の側に立ちすぎて、 読者の利便性を軽んじている風潮があるのではないかと思います。  そんな中で試されるスティーブン・キングの実験には大いに興味が湧くとこ ろです。  点字データや音声データへの変換も視野に入れて考えてみてもテキスト形式 というのが汎用性があり、1番楽なのではと思います。  ちなみに、なぜボクがebookstyle.netを開設したのか。それは何よりも本を 読むのが好きだからです。他にも色々理由はあります。例えば自分自身でも小 説を書いているとかHP200LXを使っているとか。でも、やっぱり最大の理由は 本を読む事が好き。それに尽きます。 [02]:電子書籍関係のニュース --------------------------- http://www.renya.com/textware/newspage.htm#vol010 ●e-NOVELSがリニューアル  2000年11月1日で開設1周年を迎えたe-NOVELSが4月以来のリニューアルを実 施しました。4月のリニューアルに続き再びサーバーの移転を行い、今回はデ ータベース化を実現し、検索システムなどの機能を追加しています。  今回のリニューアルはかなり感じが変わりました。ちょっと全体の見通しが 悪いかなというのが最初の率直な感想です。…これは単なる慣れの問題なのか な。 http://www.e-novels.net/ ●ポシブルブック倶楽部移転  日本の電子書籍を語る上では必須のサイト、ポシブルブック倶楽部のウェブ サイトが11月2日に再び移転しました。 http://pbc.tripod.co.jp/ ●novelsearch.net http://www.renya.com/textware/link.htm#webnovel  2000年春に開設されて以来着実に成長を遂げてきたNovel Srearchが11月5日 に独自ドメインを収得し、移転しました。 http://www.novelsearch.net/ [03]:ご案内 ----------- http://www.renya.com/textware/ ●閲覧ビュワー http://www.renya.com/textware/download.htm  このメールマガジンはsetextという簡易マークアップ言語で書かれています。 通常のメーラーやエディタでも問題なく読めますが、renya.com TW download 改めebookstyle.net download page等にあるMIVやLime1といった専用ソフトを 使うとより一層便利に読めるかもしれません。  ただし、このメールマガジンは等幅フォントで読む事を前提としたデザイン 設計となっています。プロポーショナルフォントなどで読みますと、一部読み にくい箇所があるかもしれません。何卒ご了承下さい。 ●メーリングリスト http://www.renya.com/textware/ml.htm  renya.com『電子書籍という潮流』に対する感想からウェブノベルの感想ま で電子書籍に関することなら何でもO.K.のメーリングリスト、それが『電子書 籍への飛翔』MLです。  このメールマガジンに関するご意見やご感想などもどうぞ投稿してください。 また、電子書籍に関するニュース情報もお待ちしています。 ●自動登録リンク http://www.renya.com/l/ebs/  電子書籍に関するサイトをビジターの方にも紹介してもらうためのページで す。電子書籍に関するページを登録してぜひ教えてください。 ●リンク用バナーについて http://www.renya.com/textware/banner.gif  『電子書籍という潮流』ウェブサイト用の88*31のリンク用バナーを用意し ました。リンクしてくださる際にどうぞご利用ください。 ●日経BPホームページ大王2001 http://www.ebookstyle.net/  気が向いたら、投票していただければと思います。 http://daioh.nikkeibp.co.jp/vote/index.php3?qid=249 [04]:新規リンク --------------- http://www.renya.com/textware/link.htm  ここでは、リンク『電子書籍への道標』に新規に追加されたサイトを紹介し ます。 ●I.T.Novels_ホームページ http://www.itnovels.co.jp/  2000年4月17日に設立された、6月1日にスタートした有限会社アイティノベ ルズのウェブサイト。「気鋭オンライン作家の投稿作品を、電子出版で皆様に ご提供!/小説・詩集・エッセイ集・童話・絵本・画集・写真集・旅行記・ビ ジネス書などジャンル不問!投稿作品は、随時募集中」だそうです。[11-04-0 0] ●■BE-iノ住む街■ http://www10.pos.to/~bei/"  「ウィンドウ上に本を再現してオンライン小説等を縦書きで読むためのテキ ストビューア」、窓の中の物語の作者、BE-iさんのサイト。このソフトでフォ ーリングを読むのはすごく気分がいいなと思います。とっても素晴らしいソフ トです。[11-01-00] ●虹の海児童文学賞 http://pbc.tripod.co.jp/tales/  「21世紀の子供たちのための(出版社の都合によらない)」児童文学賞、虹の 海児童文学賞のウェブサイト。[11-07-00] [05]:思うことをつらつらと ------------------------- http://www.renya.com/textware/mag010.txt  今回書いてみた「もっと自由を…」はいかがでしたでしょうか。自分の中で もまだ消化し切れていないお話しですが、思い切って文章にしてみました。 ●電子読書のススメ〜 絶版・品切れなし 電子書籍を読んでみよう 〜 http://findx.nikkeibp.co.jp/ws/sp00ebooks1.html  前号でも書きましたが、日経BP, Find'X Weeklyスペシャル『“読書の秋” お約束企画 入門・電子読書』は本当にお薦めです。 ○=== http://www.renya.com/textware/thankad.htm ====================○  Novel Search 〜オンライン小説専門サーチエンジン〜                   http://www.novelsearch.net/  数々のウェブ上に散らばる優れた小説を読みたい。             折角書いた小説を多くの人に読んでもらいたい。        そんな気持ちを繋ぐ…それが Novel Search ○==================== http://www.renya.com/textware/thankad.htm ===○ [06]:奥付 --------- http://www.renya.com/textware/mailmag.htm  電子書籍への誘い vol.010 2000/11/11 (Since 2000/03/08)  Copyright (C) 2000 by renya.com All Rights reserved.  e-mail address info@renya.com  電子書籍という潮流 http://www.ebookstyle.net/  吉野宗大(Yoshino Munehiro) Munehiro@ebookstyle.net  このメールマガジンの内容について保証は出来かねますので、真偽について は自分自身で確かめるようにお願いいたします。  電子書籍への誘いは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』、eGroups、F reeML、Pubzineの各システムを利用して発行しています。  『まぐまぐ』でのマガジンIDは0000027186です。 http://www.mag2.com/  eGroupsでのグループ名はebook-sです。 http://www.egroups.co.jp/  FreeMLでのアドレス名はebookです。 http://www.freeml.com/  PubzineでのマガジンIDは008457です。 http://www.pubzine.com/  登録及び解除は http://www.renya.com/textware/mailmag.htm で出来ます。  2000年11月03日に発行したvol.009の『まぐまぐ』での購読者数は543人、eG roupsでの読者数は8人、FreeMLでの購読者数は13人、Pubzineでの購読者数は2 1人でした。 $$