電子書籍への誘い vol.013 2001/02/25 =================================== http://www.renya.com/textware/mailmag.htm  メールマガジン『電子書籍への誘い(いざない)』はウェブサイト『電子書籍 という潮流』を主たる母体とした電子書籍に関する総合メールマガジンです。 renya.com(れにゃドットこむ)が編集及び発行などを行っています。 http://www.renya.com/textware/ ●目次  [01]:電子書籍関係のニュース  [02]:ご案内  [03]:思うことをつらつらと  [04]:奥付 [01]:電子書籍関係のニュース --------------------------- http://www.renya.com/textware/newspage.htm#vol013 ●Amazon Honor System  個人や小規模店がウェブサイトで少額課金をする方法というのは現在のとこ ろ難しいものがありますが、米Amazon.comがそんな状況を変えるかもしれない システムAmazon Honor Systemを2001年2月6日に発表しました。  このシステムはAmazon.comの1-Click決済システムを他のウェブサイトでも 利用出来るとというもので、契約料はかからず、実際の課金の15パーセントを 手数料としてAmazon.comに支払うものです。最低1ドルから可能ということで、 本当の意味での小額決済が可能になったかもしれません。  自分の作品に対する反応の一つとして小額でも払ってもらえるシステムが一 般的になればいいなと思っているボクにとってとても気になるサービスです。 現在は米国に当座口座がないと受ける側にはなれないそうです。Amazon.co.jp でもやってくれないかな。 http://www.amazon.com/honor/ ●Acrobat eBook Reader  2001年1月29日、アドビシステムズはAdobe Acrobat eBook Reader 2.0及びA dobe Content Serverを発表しました。  これはPDFと昨年買収したGlassbook Readerの技術をベースにした電子書籍 をはじめとしたデジタルコンテンツのオンライン販売に向けセキュリティなど を高めた製品となっています。  eBook Readerの英語版は既にダウンロード出来ますが、日本語版は6月に無 料公開の予定です。  また、bn.comとの提携も発表され、このReaderはアドビのサイトとbn.comで のみダウンロードが可能になるとの事です。 ●立ち読みシステムがAMD Awardを受賞  2001年2月1日、社団法人デジタルメディア協会による第6回 AMD Award/Digi tal Contents of the Year'00において株式会社ボイジャー社のドットブック /立て書き・立ち読みシステムが大賞を受賞しました。 http://www.amd.or.jp/ ●EBNA設立  2001年1月29日に米国で電子書籍に関する団体、The Electronic Book Newss tand Association、略称EBNAが設立されました。  設立メンバーを見るとbn.com以外は大学などもあり普段はあまり知らない団 体が多いです。 http://www.ebna.org/ [02]:ご案内 ----------- http://www.renya.com/textware/ ●電子書籍への海図  2001年1月3日に『電子書籍への海図』という登録型リンク集を新たに開設し ました。  現在は、総合、電子図書館、電子書店、リンク集、ニュース、その他、の6 つのカテゴラリがあります。  で、トップページデザインを思案中です。絵心がほとんどないので、ページ デザインとなるととんと駄目なので、困っています。G^-^;  今、この海図はほとんど白紙の状態です。これからボク達によって情報が書 き加えられてゆき、いつの間にか電子書籍の世界という大海原を航海する際に もっとも便利な物となればいいなと思います。 http://www.renya.com/textware/chart.htm ●メーリングリスト  ウェブサイト『電子書籍という潮流』に対する感想からオンライン・ノベル の感想まで電子書籍に関することなら何でもO.K.のメーリングリスト、それが 『電子書籍への飛翔』MLです。  2001年2月24日現在で59名の方が参加しています。 http://www.renya.com/textware/ml.htm [03]:思うことをつらつらと ------------------------- http://www.renya.com/textware/mag013.txt ●Macky!での発行  メールマガジン『電子書籍への誘い』はvol.013からMacky!での発行もはじ めました。  Macky!でご覧のみなさま、はじめまして。登録から発行までかなり間隔があ いてしまい、申し訳ありません。今回みたいにニュースのみの時や自分の意見 メインの時など色々ありますが、末永くよろしくお願い致します。  えっと、vol.012まではウェブページで読むことが出来ますので、今回はじ めて読むという方はぜひそちらもご覧下さい。  Macky!といえば、2001年1月30日からまぐクリックの広告挿入サービスが開 始されましたね。いや、ちょっと驚きました。 ●BOLとAmazon  BOL Japanは2000年11月から行っていた送料無料キャンペーンを終了し、200 1年2月1日からは全国一律で250円としました。ただし、3500円以上購入した場 合は送料無料となります。  Amazon.co.jpは2001年2月中も送料無料キャンペーンを延長します。  送料無料の場合、ネット書店の持ち出しとなっているようですが、送料がか かる場合、現在ネット書店のメリットというのはどこにあるのかと考えてしま います。  ただ、3500円以上というのは、ハードカバー1冊とちょっとですから、簡単 といえば簡単ですね。 ●まぐクリックがティアラオンラインを吸収  2001年2月20日、国内最大のメールマガジン発行サイト『まぐまぐ』の挿入 広告の一切を取り扱い、2001年1月29日には@niftyが運営するMacky!で発行さ れるメールマガジンへの挿入広告の取り扱いを開始していた株式会社まぐクリ ックが女性のためのメールマガジン発行システムであるティアラオンラインを 運営している株式会社ティアラオンラインと業務提携及び合併することを発表 しました。  これによりまぐクリックは自身で発行システムを運営することになりました。 これが今後同社にどう影響するのか興味深いものがあります。  ぜひ他者を排除しないでサービスで生き残っていって欲しいなと思います。 http://www.tiaraonline.com/ http://www.magclick.com/ ●All About Japanオープン  2001年2月15日に株式会社リクルート・アバウトドットコム・ジャパンが運 営するAll About Japanが正式にオープンしました。  このサイトは米About.com社とリクルート社が提携して行われるAbout.comの 日本語版サービスで、ガイドと呼ばれる分野やテーマごとの専門知識や経験を もった人が情報を収集し、編集をして公開するものです。  米About.comは現在700人のガイドがいますが、All Aboutではスタート時点 で161人のガイドを将来は600人くらいにしたいと考えているそうです。  ガイドになるのは結構厳しいらしいので、それ自体が一種のステータスにな りそうですね。  時をほとんど同じくして2001年2月14日にはニフティ株式会社がKeyman@nift yを開設しました。これはコラムと掲示板をメインとしたサービスのようです。  アメリカでもAbout.comが成功している一方でNetscapeが行っていたディレ クトリサービスはあまり噂を聞きません。日本でもAll Aboutがスタートしフ レッシュアイの達人のブックマークや日経BP社のFind'Xがある一方でboook.co mのサービスが停止されるなど、昔から考えられていた人による分類サイトで すが、定着させるのはなかなか難しいようです。 http://allabout.co.jp/ http://about.com/ http://www.nifty.com/keyman/ ●インフォシークメーリングリストサービス開設  2001年2月22日に楽天の100パーセント子会社の株式会社インフォキャストが 運営するEasyMLなどが同じく楽天の100パーセント子会社である株式会社イン フォシークのサービスと統合され、2001年3月1日からインフォシークメーリン グリストサービスとして提供されることが発表されました。  トップページのURLは変更されますが、現在登録しているアドレスなどの変 更は無用とのことです。  ML『電子書籍への飛翔』はEasyMLを利用しているので、ちょっと感心があり ます。 http://ml.infoseek.co.jp/ http://www.easyml.com/ ○=== http://www.renya.com/textware/thankad.htm ====================○  Novel Search 〜オンライン小説専門サーチエンジン〜                   http://www.novelsearch.net/  数々のウェブ上に散らばる優れた小説を読みたい。             折角書いた小説を多くの人に読んでもらいたい。        そんな気持ちを繋ぐ…それが Novel Search ○==================== http://www.renya.com/textware/thankad.htm ===○ [04]:奥付 --------- http://www.renya.com/textware/mailmag.htm  電子書籍への誘い vol.013 2001/02/25 (Since 2000/03/08)  Copyright (C) 2001 by renya.com All Rights reserved.  e-mail address info@renya.com  電子書籍という潮流 http://www.ebookstyle.net/  吉野宗大(Yoshino Munehiro) Munehiro@ebookstyle.net  このメールマガジンの内容について保証は出来かねますので、真偽について は自分自身で確かめるようにお願いいたします。  電子書籍への誘いは、以下のシステムを使って発行しています。  『まぐまぐ』でのマガジンIDは0000027186です。 http://www.mag2.com/  eGroupsでのグループ名はebook-sです。 http://www.egroups.co.jp/  FreeMLでのアドレス名はebookです。 http://www.freeml.com/  PubzineでのマガジンIDは008457です。 http://www.pubzine.com/  Macky!でのマガジンIDはebookです。 http://macky.nifty.com/  登録及び解除は http://www.renya.com/textware/mailmag.htm で出来ます。  2001年01月08日に発行したvol.012の『まぐまぐ』での購読者数は580人、eG roupsでの読者数は10人、FreeMLでの購読者数は28人、Pubzineでの購読者数は 61人でした。 $$