日本の旅の醍醐味の一つが各地の温泉です。世界最大の温泉大国、日本。2万5千を越える源泉の数は世界一です。
2000年の温泉施設数は日本全国で約6,200施設と10年前のほぼ倍増しています。
大分県の別府温泉は源泉数、湧出量ともに日本一を誇る。観光客が入浴可能な場所だけで121ヶ所を数える。
日本3名泉と言われているのは有馬、草津、下呂。
下呂温泉は岐阜県にあり、1000年以上前から湯治場として知られていた。泉温は84度、泉質はアルカリ性。
有馬温泉は神戸市の六甲山の裏側にあり、日本書記にも記載されている。日本3古湯とも日本3名泉とも呼ばれる。金泉と呼ばれる温泉は食塩泉。
草津の湯はph2の強酸性、60度以上の高温。五寸釘を9日間で溶かしてしまう。自然治癒力を高め、間接的に作用する。湧出から3日が化学成分の限度。気体成分は数時間が有効
鳥取県にある三朝(みささ)温泉はラジウム含有量世界一。
大分県の長湯温泉は日本一の炭酸泉。呑むと薄いソーダ水。
青森県にある酸ヶ湯温泉は硫化水素泉。1000人風呂で有名。
食塩泉は胃腸の湯。湯上がり後も暖かい。
重曹泉は肝臓の湯。また皮膚の角質をやわらかくしてくれることから美人の湯とも呼ばれる。