上野の森にある東京国立博物館は明治4年に開館し、現在国宝89点、重要文化財575点を収蔵する日本最古にして最大の博物館です。
現存する関東最古の五重塔といえば。大田区の日蓮宗大本山池上本門寺の五重塔です。これは1608年に徳川二代将軍秀忠の命により建立されました。
1997年10月25日と26日の2日間に初めて塔内の一般公開が行われました。確認の為に関係者が立ち入ることが今までもありましたがこの様な形での一般公開は初めての事でした。といっても痛みが激しいため第一層部分の扉を開けて中の様子を見せるというものでしたけど。それでも午後1時からの公開予定が詰めかけた人の多さにより時間を繰り上げて開始したほど人が集まりました。この公開のおかげで五重塔のご本尊である桃山時代の作とされる一塔両尊四士を拝むことが出来ました。
2002年の春の完成を目指して現在3年がかりの解体修理中となっています。
本門寺の北東には松濤園と呼ばれる小堀遠州の作と言われる庭園があります。戦後荒廃していたものを復興しています。ここは慶応4年3月14日に勝海舟と西郷隆盛が会談を持ち江戸城無血開城を決めたと言われています。庭園に入るためには本門寺境内の10ヶ所の史跡に関するクイズに答えないといけません。
武蔵野国乃一宮は府中市にある大国魂神社です。