○電子書籍やこのサイトへの思い

 HP200LXを利用しているボクやその友人の多くにとって電子データとなっている読み物を読むというのは当たり前の事です。しかし多くの人にとってそれはまったくの未知のものでした。しかし、ポケットボードの登場によりいつでもどこでも文字によるコミュニケーションが取れるというボクらにとっては当然の行為が一般に一定の認知を得るようになったように、今度はいつでもどこでも電子書籍を読むことが出来るという行為が一般的になるのではないかという期待を抱いています。
 ただ、ボクは今まで電子書籍のムーブメントを見るときにはどういてもHP200LXでの利用を前提として見ていました。これからもその考えをまったく捨てるつもりはありませんが、しかしもっと広い視野で見ることも忘れないようにしたいと思います。
 ボクらの日常的な行為のひとコマについて連係サイトの電子書籍の快楽で文市さんがある日の電子読書として書いてくれています。

 renya.com開設以来何度も電子書籍についてまとめようと思ってきました。しかし、その度に挫折していました。この分野に対しては思い入れが強すぎ、またとても幅が広くなおかつ深いからです。今回は文市さんや他の方々と積極的に連係をとることにより色々とお互いに刺激しあいながら進めていければいいなと思います。

 このページは積極的に更新していきたいと思いますが、それを手助けする意味で、些細なことでもいいので、Salon de renya.com電子書籍への飛翔などで反応があるとうれしいです。
 ウェブページの更新を助ける最高の特効薬は見てくれた人の反応だと自戒の念も込めて思います。  

○電子書籍とは

 電子書籍とは、一言で言えばその名の通り電子の書籍です。って、それだけでは説明になっていませんね。
 今まで紙に印刷されていた書籍の原稿が電子データとなり、パソコンや電子手帳でその書籍を読むことが出来るようになるというものです。電子データとなる事で今までの紙に印刷されていた状態では不可能だった事が色々と出来るようになりました。

 言い方としては『電子書籍』『電子本』『電子出版』『電子テキスト』『電子ブック』などの言い方があります。

 朝日現代用語'98の605頁に電子書籍(digital book)の欄があります。これは1993年11月にNECから発売された電子書籍がその主たる解説となっています。


電子書籍という潮流
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