出版業界を探る

 電子書籍とは直接は関係ないかもしれませんが、読みたい読ませたいという点においては何ら変わらないものだと思います。

出版業界のシステム

 出版業界には大きく分けて3つの分野があります。すなわち版元と取次と書店の3つです。

再販売維持制度

取次制度

 返品可能。

個別業界を探る

取次業界

小売店

小書店

大書店

オンライン書店

印刷業界

出版社

関係書籍

だれが「本」を殺すのか
佐野真一氏による業界に大いなる波紋をもたらした話題の一冊。
プレジデント社、B6版、461ページ。
ふるほん文庫やさんの奇跡
平成10年12月に発売されたハードカーバーを平成13年12月に文庫化。
著作権切れの文庫本を電子データ化してダウンロード販売する。明治以降に出版された文庫本をすべて集める。これら2つの事業はどちらも行われている。電子データの方は青空文庫が現段階では無料で行っている。文庫本を含め日本国内で刊行された書籍はすべて国立国会図書館が収蔵している。
図書館と文庫やさんの関係が微妙によくわからない。
ニッポン文庫大全
日本の文庫に関する情報書籍。初版8,000部。
本屋はサイコー!
元往来堂書店の店長にしてbk1の店長として一部で有名な安藤氏による著作。
この本ってようするに何が言いたいのか読み解くことが出来ませんでした。この本を就職本のコーナーにも置いて欲しいとプロローグで書いていますが、これを読んでも書店や取次などの含めた出版界の基礎の基礎の1部を知ることは出来ると思いますが、それ以上は得られないような気がします。
ネットビジネス屋じゃないという考え方はそれはそれでいいと思うけど、それでもネットを使って本屋をやっている以上、もう少しネットについて勉強した方がいいのではないかと感じました。掲示板への書き込みをメールと表現している様に読めたのはボクの読み間違いなのかな。
なんとなくbk1に入ってからの話しでは某巨大匿名掲示板での発言を受けたような記述が見られたのは、そちらを見ていたためかな。ただ、いやなら読まなければいいというのは少なくともオンラインで商売をやっている人の言葉ではないなと感じました。

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電子書籍という潮流
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