2001年7月に並木橋通りアオバ自転車店という漫画を文市さんに勧められて、はまってしまってから自転車、それも折りたたみ自転車が欲しくなりました。2001年10月にあやちさんがBD-1を購入したと聞いてからその想いはますますつのりその中でも特に2001年11月に発売された第4巻の第6話に登場した The Brompton from England に憧れるようになりました。
そして2002年4月20日、翌日に別の用事があり上京することになったため、噂の和田サイクルに行ってみようということになりました。
買う自転車としてはアオバちゃんの影響が色濃く反映していてUK Bromptonという事しか頭にありませんでした。問題は色だけという状態です。最初に見せて頂いたのは黄色です。台湾製のブロンプトンの黄色とはまた随分違った色です。かなり気に入りましたが、折角なので他の色も見せて頂こうということになり、別の場所に置いてあった赤を持ってきてもらいました。またその間にお店の中で黒も見てみました。…いや〜、どの色も捨てがたい。さんざん悩んだ末に決めた色は赤でした。
ブロンプトンの代表色とも言える赤。雑誌などで紹介される際も多くの場合が赤色ですが、そのほとんどは台湾製でUK BromptonのRedはなんと日本に7台しかなく、その最後の1台ということでした。
とりあえず今までパンクの修理すらしたことがないボクですから、スキルが全然ありません。そこで出来るだけ標準のままで使ってみようかと考えました。それでも今回購入する際に2つのオプション・アイテムは付けてもらいました。どちらもUK Bromptonでは別売りな物なのです。
1つはサイドスタンド。これがないととりあえず安定させるにはリア部分を追ってキャリアで立てないといけないので、流石に面倒な時は面倒というわけで。
もう1つはストッパー。リアキャリアの折り畳み部分を固定する為の物です。これがないと、降りて方向転換する時などに不便かなというわけで。
そうそう、あと輪行に必須のバックも購入しました。とりあえずキャリングバック(Carring Bag)とイージーカバー(Easy Cover)の両方とも購入してしまいました。あっ、もちろん防犯用チェーンも購入しましたよ。おそろいの赤色を。
購入したブロンプトンで早速初乗りです。BD-3のあっぱくさんとは和田サイクルでお別れして、BSモールトンのすばちゃん、台湾ブロンプトンのkikuyan、BD-1cのあやちさんと一緒にぽたぽたします。
西荻窪の和田サイクルから善福寺公園へ。その後川沿いを走り某JR駅から某所へ。
自転車に本格的に乗るのは高校卒業以来6年ぶりくらいということで、ちょっち慣れるまでに時間がかかります。ましてや小径車ということでそれもまたひとしおです。また、内装ギアの交換の仕方がつかめなかったり、サドルの高さがあわなかったりと大変です。
それでもかなりのスピードで走ったり、そこそこの坂を登ったりとポテンシャルを感じさせてくれる走りでした。
当日は年に2度行われる関戸橋のフリーマーケットの日でした。時間があればと考えていなくはなかったのですが、結局は断念しました。2002年10月19日(土)に行われるらしい秋には行けたらいいな〜。
この時の様子が【関戸橋フリーマーケット 2002年04月】にちらりと書かれています。
とりあえず出来るだけ標準のままでという事で購入しましたが、使っている内に欲が出てきます…。
まず帰りの電車での輪行で感じたことですが、やはり標準のキャスターではなくインラインスケーターに交換したいなという事です。この時はバックに入れて担いでいたのですが、そうはいってもやっぱり重いです。出来ることなら転がして歩きたいな〜と思いました。
そして感じたのはアオバちゃんが持ってきたブロンプトンはちょっちスモール過ぎるかな〜と思いました^^;。
街乗りをしてみての感想としてはフロントキャリアはやはり欲しいな、です。乗っていった先でお買い物をした際に簡単に物を入れるスペースがあるとないのとではやっぱり利便性が違うなと感じました。
ここで購入したブロンプトンの基本情報を整理しておきたいと思います。
16inchタイヤ。
フレームはクロモリ、ギヤは軽合金、リムは軽合金リム、ブレーキはキャリバーブレーキ。
チューブは自動車と同じ米式なのでガソリンスタンドで空気を入れる事もできます。ちなみに台湾Bromptonは英式とのことです。
折り畳み時の大きさは縦60cm、幅58cm、横30cmとなっています。
展開した時の車格は26インチの自転車と同等になります。
折り畳みのどの段階でも自立しています。
3段の内装変速機。
台湾ブロンプトンにはあるユニオンジャックの旗はUKにはありません。
元プログラマのアンドリュー・リッチーが環境汚染に端を発し1975年から考え1986年に最初の完成品をリリースしました。
1995年にエリザベス女王よりThe Queen's Award for Export Achievemenを授与されています。
購入したブロンプトンのギアは当然3段階です。しかし上と下のギア比は問題ないと思いますが、その間が欲しいなと切に思います。和田サイクルさんで7段化を頼む人が後を絶たないというもの非常によくわかる気がします。
購入した次の日は結局まったく乗ることが出来ず、月曜日の夜に2キロくらいならし運転をしただけで、その週はまったく乗ることが出来ませんでした。…週末は再び東京だったし。その分ゴールデンウィークの後半4連休は雨が降っていた土曜日を除いてほとんど自転車に乗っていました。金曜日は岡谷まで、日曜日は頼岳寺などを経由して茅野まで。そして月曜日は諏訪湖一周を楽しみました。車ではけして通らない道を通り、ちょっとした発見を楽しみました。
…あやちさんのような輪行手記などが書ければいいんですが、ボクにはちょっと無理そうなので、自分なりに考えていこう〜と思っていまっす。
実はBromptonを購入した翌週末にも東京にいたのでした。で、新宿は紀伊國屋書店アドホック店3Fに行ったのでした。あ〜、上の階にあるジョーカー本店に寄ればよかったと思ったのは、その帰りの車を運転している時でした。…今度機会があるのはいつだろう。
ちなみに、アドホック店では某機会を今年一杯位ということで取り置きしておいてもらう事になりました。Brompton購入直後で厳しい物で…。お金貯めなきゃ。
シマノのInter-7を使ってのBromptonの内装7段化。オリジナルな5段のBromptonの販売が中止になっている今、あこがれの仕様です。
UK向けにはサイズを広げないといけないとかでかなり面倒な作業が必要な用です。
そういえば、ステップや留め具を付ける際にも穴を広げていたな〜。