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HP100/200LX(95LXについては自分自身が使ったことがないため、加えていません。また以下LXと略します。)はボクが今メインに使っているマシンです。どんな用途に使っているかと言えば、Appointmentsを利用してのスケジュール管理やToDo管理、PhoneBookを利用しての個人データ管理、Lotus123を利用しての小遣い帳、MemoExpressやVz Editerを利用してのこの文章をはじめとした各種物書き、そして主にLogExpressを利用してのテキスト読みがあります。他にも色々と利用していますが、LXを使っている中で最もよくやっている事はLogExpressを使用した物読みです。それはNIFTYのLOGである事もありますし、青空文庫から落としてきた名作の事もあります。また、FHPPCの6番会議室に連載されていた/されている物語である事もあります。
DreamLXとは直接的には全然関係ありませんが、@niftyのFHPPCを中心にMorphy Oneというオープンハードウェアマシンが生まれようとしています。
この件に関して詳しい事は連係している文市さんによる電子書籍の快楽-[コンソーシアム]を参照してください。
1999年9月26日の朝日新聞国際衛星版13版の11頁に読者募集の記事が載っています。
それによると、電子書籍コンソーシアムの代表は塚本慶一郎インプレス社長で151社。シャープが開発した実験用リーダーは縦21.5cm、横17cm、厚さ2.5cm、重さ720g。単三電池4本を使い液晶はモノクロ。記録メディアは米Iomegaが開発したclik!を使用。40MBのclik!で3点の書籍を保存出来る。今年11月から来年2月まで500人に貸し出される。古典を含む小説やコミック、旅ガイド、参考書、辞書など約5000点。値段は通常の本と同じかそれ以下を目指す。衛星からデータを受けて販売するメディアスタンドは書店14店と都内コンビニ3店、首都圏の大学生協2店の全国19ヶ所に設置する。ということらしいです。
リーダーの写真も掲載されていますが、ちょっと大きめかなとおもう一歩で、コミックなどを快適に覲るにはこの大きさは必要かなとも思います。
モニターには週に1度以上実費で電子本を買うことが求められているのに、期間終了後にリーダーを回収するというのはあまり感心出来ません。書籍データが完全なバイナリの独自形式ならなおさらの話しです。なにしろ、リーダーがなくなっては、その書籍データは何の役にも立たなくなるのですから。
コンソーシアムそのものは実験終了後解散される予定ですが、個々の企業がその後も事業を展開していく予定ということらしいですが、実験終了後も各企業が共通企画のもと優れた作品を数多く提供して欲しいものだと思います。
シェアウェアの特徴といえば何でしょうか。
まずプログラムをダウンロードし、利用してみる。そして自分に合っていると思ったり気に入っていると思ったらシェアフィーを送金する。
つまり、まずプログラムを利用し、その後送金するという後払いなシステム。それがシェアウェアの最大の特徴でしょう。まあ、近頃はシェアウェアという名前であっても大幅に機能を制限してあったりするするものもありますが、ここではそれらをシェアウェアには含めません。
シェアテキストも基本はシェアウェアと同じです。しかし、プログラムとテキストには大きな違いがあります。
プログラムは繰り返し利用する事が多いのですが、テキスト特に小説などは1度読んだらしばらくは読まないという事が多くあります。
この場合、果たしてプログラムと同じ様に後払いのシェアフィーを払ってくれる人がどの程度いるでしょうか。
もちろん、気に入ったものに対価を支払うという意味では、読んで感動したり為になったと思ったら、支払う人も多いと思います。しかし、繰り返し利用するシェアウェアの送金率でさえけして高くない今、1度読めば2度と読まない可能性があるテキストで同じ様な事が出来るのでしょうか。
この実験の成果(といえるかどうか^^;)の1つとして、キオスクの中で1番高価な商品としてメモリーカードが販売されるようになった事があります。
この販売実証実験は1999年12月26日で一旦終了しています。
2000年2月14日に行われたJR西日本の発表によると実験で利用されたデジタルキオスクの人気コンテンツを同月15日午前10時からウェブ上でオンライン販売するということです。
デジタルキオスク本体の展開はまだ未定ということですが、なんとか正式運用を出来れば他のJR各社でも実施してもらいたいです。