2001年の夏、千と千尋の神隠しの公開を直前にひかえ、スタジオジブリとしてはその次回作として2002年の夏に1時間40分の長編及び1時間10分の中編のファンタジー作品の同時公開を目指していると言われていました。
2つの内の中編の方が2001年11月の段階で主に2000年2月に完成した第3スタジオで制作中の作品が『バロン(仮)』です。この作品は1時間強の劇場公開作品で、名前から推察されるように1995年公開の故・近藤喜文監督作品『耳をすませば』と同じ世界観の中の物語ということです。
アニメージュによると柊あおいさんが原作の漫画も書いているというジブリでは初の原作ありきな映画となっていまるそうです。
続編を望む声は数々聞かれど今までPart 2を作ったことがないジブリなので、同じ世界観が使われるというのもジブリにとっては初の試みになると思います。
2001年12月13日に東宝が2002年のラインアップを発表し、その中で『バロン(仮)』と呼ばれていた作品を『猫の恩返し(ねこのおんがえし)』というタイトルで夏に公開する予定が明らかになりました。
ちなみに当初は同時公開を考えていた『ハウルの動く城(仮)』は2003年春の公開を目指しているとのことです。
2002年12月13日の発表によると2004年夏の公開へと変更になっています。
当然の事ではありますが、このページは単なるファンページであり、オフィシャル・公式のページではありません。情報の真偽は各自でお確かめ下さい。また、このページは映画などのネタばれが相当数含まれています。ご了承の上、ご覧下さい。 このページ(http://www.renya.com/ghibli/baron.htm)へのリンクはご自由にどうぞ。 |
2003年7月4日に猫の恩返し及びギブリーズ episode2のDVDが劇場公開と同じように2本立てにて販売されるとのことです。
千と千尋の神隠しの製作発表から丁度1年後の2002年3月26日の午前10時から小金井市のスタジオジブリ宮崎駿監督の事務所兼アトリエである二馬力において猫の恩返し及びギブリーズ episode2の製作発表が行われました。
出席者は柊あおいさん、鈴木プロデューサ、森田監督、百瀬監督、池脇千鶴さんでした。
今回の発表されたのは以下の事柄です。
猫の恩返しの主人公ハルの声は女優の池脇千鶴さんが演じる事になりました。
猫の恩返しの主題歌は1978年生まれの23歳、つじあやのさんが歌う事になりました。
75分の猫の恩返しは17歳の女子高生ハルはふとしたことでトラックにひかれそうになった1匹の猫を助けます。そして猫の国の王子様だったその猫にお礼として猫の国へ正体されます。現実の世界から逃げ出そうとするハルの前に猫の男爵バロンが現れ、そして…。
百瀬義行氏が監督を務めるギブリーズ episode2は6つのショートストーリーからなる25分の短編映画。架空のアニメーションスタジオを舞台に6人の登場人物をユーモラスに描きます。声優には西村雅彦さん、鈴木京香さん、古田新太さん、今田耕司さん、篠原ともえさん、小林薫さんが参加します。
耳をすませばで雫が書いた物語。これを映画化したという設定という話しも聞いています。
2002年6月25日に百瀬義行監督作品『ギブリーズ episode2』の完成報告会見が東京都内で行われました。この場には出演者の中から主役の西村雅彦さんと篠原ともえさんが出席しました。
翌日の朝6時48分位には日本テレビで同56分くらいにはTBSなど各局でも取り上げられました。
ちなみに、西村さんの初恋は保育園の先生。篠原さんはバレンタインにチョコレートをあげたらその男の子が野良犬にあげているのを見てしまったとか。ただ、エピソード2の意味って『猫の恩返し』と2本立てだからじゃないんだけどな〜^^;。香港や台湾からの引き合いも既に来ているとのこと。
2002年7月9日に東京都有楽町の東京国際フォーラムで猫の恩返しの完成披露試写会及び会見が行われ、ハル役の池脇千鶴さん(20)、猫王役の丹波哲朗さん(79)、主題歌を歌うつじあやのさん(24)、監督の森田宏幸さん(37)、原作者の柊あおいさん(39)、プロデューサの鈴木敏夫さんが出席しました。
午後4時から行われた会見の司会は日本テレビのアナウンサー福沢さんが務めました。犬の会会長を務める丹波さんは天敵である猫は嫌いだったが、演じてみると猫もいいかなと思ったという独特の節回しで笑いを誘っていました。池脇さんは猫になったら毛繕いをしてみたいと答えていました。
引き続いて6時30分より完成披露試写会が行われましたが、それに先立ちつじあやのさんのウクレレ弾き語りの風になるが演奏されたそうです。
翌日の朝のズームインSUPERの中野まるみえエンタのコーナーの担当をしている日本テレビアナウンサー駒村多恵さんがハルに着付けをする猫役で出演しているとのことです。
この作品が制作される事で『耳をすませば』の『近藤喜文』が『イバラード』の『井上直久』が再び大いなる注目の的になるのではないかと思います。
ただし、今回の作品に井上直久氏は関わっていないとのことです。
ギブリーズ・エピソード2ということは当然エピソード1があったということですよね。…まあ、Episode 4から作られるということもあるかもしれませんが^^;。
2000年4月29日から英語吹き替え版に日本語字幕スーパーをつけたものが特別価格1000円で東宝系にて公開されるのに合わせて2000年4月8日の午後4時から日本テレビ系列で英語吹替・日本語字幕スーパー版の特番が放映されましたが、その中で放送されたのが最初のギブリーズとなります。
猫の恩返しは耳をすますとの続編という位置づけ。ギブリーズ episode 2のキャッチフレーズはふとふり返るとということで、どちらも近藤喜文さんを思い起こさせますね。
2002年6月19日までに公開日が2002年7月20日となることが決定し、東宝のウェブサイトのトップページやその前日にTV放映される金曜ロードショーの耳をすませばの告知ページなどで明らかになりました。
1年前の丁度同じ日に千と千尋の神隠しは公開され、記録的な大ヒットとなりました。そしてその前日にその千と千尋の神隠しのビデオとDVDが発売になります。
2002年5月29日の朝に日本テレビ系列で放送されたズームインSUPER内のまるみえエンタのコーナーにおいて『風になる』のプロモーションビデオが初公開されました。風とそして自転車をコンセプトにした作りとのことです。
2002年4月17日に主題歌の題名及び発売日が発表になりました。2002年6月26日発売予定で『風になる』という曲です。
この同じ日、2002年4月17日に3rdアルバム『BALANCO(バランソ)』が発売になっています。そして4月27日にはこのアルバムの発売を記念して東京の新宿にあるヴァージンメガストア新宿店においてイベントを行います。また4月27日の午後11時10分からNHK総合テレビで放送されるポップジャムに地上波歌番組初登場します。
発表の翌日、4月18日の報知新聞といったスポーツ新聞やズームインスーパーといったテレビ番組でもこの事は大きく取り上げられていました。
つじあやのは1978年京都府生まれの23歳。高校時代にフォークソン部でウクレレに出会う。その後地元の京都を中心に音楽活動を行い、1999年9月にミニアルバム『君への気持ち』を発売し、メジャーデビューしているとのことです。
スタジオジブリ日誌によると2002年1月24日の段階で主題歌を歌う方は既に決定している模様です。なんでも女性スタッフが森田監督に自分のお気に入りのCDを貸したのがはじまりとのこと。
と書いていましたが、つじあやのさんの名前が発表されたのは2002年3月26日の製作発表会の時でした。
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役名 | 説明 | 声優 | 説明 |
---|---|---|---|
ハル (Haru) | 吉岡ハル、主人公。17歳の高校生の女の子。 | 池脇千鶴 | 1981年11月21日、大阪府生まれのO型。身長は155cm、体重は41kg。テレビ東京系列の番組ASAYANの第2回CM美少女オーディションで8代目リハウスガールに選ばれデビュー。2001年10月から2002年3月までのNHKの朝の連続テレビ小説ほんまもんで主役を務める。声優は今回が初挑戦となります。2002年7月7日スタートのTBS系列の日曜劇場『太陽の季節』でヒロイン役に選ばれています。 |
ハルの母 | デザイナーなキャリアウーマン。 | 岡江久美子 | 8月23日、東京都生まれ。TBS系列のはなまるマーケットでメインキャスターを務めています。 |
ひろみ | ハルの親友で同級生。ラクロス部に所属。 | 佐藤仁美 | 1979年10月10日、愛知県生まれのA型。身長156cm。1995年に行われた第20回ホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリを獲得。 |
バロン (Baron) | フンベルト・フォン・ジッキンゲン男爵。元は猫の人形だったが、いつしか心が宿るように。 | 袴田吉彦(はかまだよしひこ) | この役だけ遅れて2002年5月7日に明らかになりました。…5月3日発売の月刊MOE2002年6月号では既に明らかにされていましたが。1973年7月16日、静岡県生まれのA型。有限会社ヘブンリーボディー所属。1991年に行われた第4回ジュノン(JUNON)スーパーボーイ・コンテストでグランプリを獲得し、1993年の映画『二十才の微熱』の主演でデビュー。2001年に公開された久石譲氏初監督作品映画『カルテット』(Quartet)において主役の第一バイオリン・相葉明夫(あいばあきお)役を好演。声優の仕事は2000年のディズニー映画ダイナソー以来2度目。趣味はフットサル。 |
猫王( | 息子がトラックにひかれそうなところをハルに助けてもらった事に感謝してハルを猫の国へ招待する。 | 丹波哲郎 | 7月7日、東京都生まれ。戦後はGHQの通訳をしていたという経歴の持ち主。昭和27年に新東宝の殺人容疑者でデビュー。 |
トト | 大カラス。バロンと同じく心を持った物達の一員。 | 斉藤洋介 | 1951年生まれ。 |
ムタ (Muta) | ぶくぶくとしたブタネコ。バロンやトトとは喧嘩仲間。ルナルド・ムーンとは猫の国で伝説となっている…。 | 渡辺哲 | 1985年の黒澤明監督作品乱で映画デビュー。 |
ナトル | 猫王の第1秘書。 | 濱田マリ | 1968年12月27日、兵庫県生まれのB型。 |
ユキ (Yuki) | 昔ハルに飼われていた白猫。 | 前田亜季 | 1985年7月11日、東京都生まれのA型。グランドパパプロダクション所属。1992年にデビュー、前田愛の妹でチャイドルブームの一翼を担いました。 |
ナトリ | 猫王の秘書。 | 佐戸井けん太 | 1957年5月14日、千葉県生まれ。1977年に劇団夢の遊眠社に入団。 |
ルーン | 猫王の息子。トラックにひかれそうなところをハルに助けられる。 | 山田孝之 | 1983年10月20日、鹿児島県生まれのA型。スターダストプロモーション所属。2000年のNHK大河ドラマ葵・徳川三代で家光の幼少竹千代役で出演。また2001年4月2日から9月29日にかけて放送されたNHKの連続テレビ小説ちゅらさんでは主人公恵里の弟の古波蔵恵達役をつとめました。 |
役名 | 説明 | 声優 | 説明 |
---|---|---|---|
野中くん | 野中晋輔、主人公。スタジオギブリ著作権管理室の室長。 | 西村雅彦 | 1960年12月12日、富山県生まれのA型。古畑任三郎の部下役で大ブレーク。ジブリ作品ではもののけ姫でタタラ場の牛飼いの甲六役として出演しています。 |
ゆかりさん | スタジオギブリの出版部員。 | 鈴木京香 | 1968年5月31日、宮城県生まれ。身長166cm。東北学院大学在学中にカネボウ水着キャンペーンガールに選ばれて、デビュー。オフィス松本所属。 |
奥ちゃん | 制作部部長。とても食欲旺盛。 | 古田新太 | 1965年12月3日、兵庫県生まれのO型。 |
米ちゃん | 広報担当。 | 今田耕司 | 1966年3月13日、大阪府生まれのO型。 |
蛍ちゃん | マドンナ。スタジオギブリのアニメーター。 | 篠原ともえ | 1979年3月29年、東京都生まれのAB型。安室奈美恵の格好を真似るアムラーに対抗してシノラーという言葉をはやらせる。 |
トシちゃん | 安さと辛さで勝負の評判のカレー屋さんの店主。 | 小林薫 | 1951年9月4日、京都府生まれのA型。ジブリ作品ではもののけ姫のジゴ坊役に出演しています。 |
題名 | 猫の恩返し |
英語名 | The Cat Returns |
原作 | 柊あおい |
脚本 | 吉田玲子 |
監督 | 森田宏幸 |
企画 | 宮崎駿 |
製作プロデューサー | 鈴木敏夫 |
プロデューサー | 高橋望 |
作画監督 | 井上鋭 |
美術監督 | 田中直哉 |
音楽 | 野見祐二 |
上映時間 | 1時間15分 |
製作 | スタジオジブリ |
配給 | 全国東宝洋画系 |
公開日 | 2002年7月20日(土)海の日 |
Copyright | 猫乃手堂・TGNDHMT |
キャッチフレーズ | 猫になっても、いいんじゃないッ? |
メインテーマソング | 風になる |
企画・宮崎駿。監督・森田宏幸。原作・柊あおい。製作プロデューサ・鈴木敏文。脚本・吉田玲子。音楽・野見祐二。プロデューサ・高橋望。作画監督・井上鋭。美術監督・田中直哉。
徳間書店、スタジオジブリ、日本テレビ、ディズニー、博報堂、三菱商事、東宝・提携作品。特別協賛・ハウス食品。特別協力・ローソン。配給・東宝。
上映予定時間1時間15分(当初発表は1時間10分)となっています。ちなみに、スタジオジブリの日誌によるとエンディングも含めて約75分というのは2002年5月8日に確定したようです。
原作『猫の男爵バロン』は耳をすませばの原作者である柊あおいさんに宮崎駿氏が依頼し新たに書かれて物です。この際に宮崎氏が要望した点は3点と言われています。
音楽は耳をすませばでも音楽を担当していた野見祐二氏です。
スタジオジブリ日誌によると2002年6月30日に0号試写が、7月2日のより初号試写が、7月3日にはエンディングを訂正したリテークラッシュが行われ、無事に終了したようです。…ちなみに、完成は初号試写の7月2日ということになっているようです。
題名 | ギブリーズ episode2 |
監督 | 百瀬義行 |
企画 | 宮崎駿 |
製作プロデューサー | 鈴木敏夫・高橋望 |
作画監督 | 井上鋭 |
音楽 | 渡野辺マント |
上映時間 | 25分 |
配給 | 全国東宝洋画系 |
公開日 | 2002年7月20日(土)海の日 |
Copyright | (C)2002 TS・TGNDHMT |
鈴木プロデューサが書きためたイラストが元となっています。
猫の恩返しとギブリーズepisode2の興行収入は64億6000万円だったとのことです。
猫の恩返しの舞台挨拶は公開初日の2002年7月20日の日比谷映画での10時からの初回の後に行われるらしいです。出演者は池脇千鶴さん、袴田吉彦さん、西村雅彦さん、篠原ともえさんとのことです。
2002年7月5日の読売新聞金曜夕刊において2面全部を使った猫の恩返し公開記念特集が組まれました。
2002年6月1日より全国7,734店(2002年4月末現在)のローソンで猫の恩返し及びギブリーズepisode 2の前売りチケットを予約販売するとのことです。[05-31-02]
税込み2,700円のペアチケット、2,200円の親子チケット、1,350円の大人シングルチケット、850円の子供シングルチケットの4種類を発売し、ペアチケットにはローソンオリジナルの猫の恩返しキャラクターキーホルダーが、シングルチケットにはローソン限定の猫の恩返し主題歌CDが特典としてついてくるとのことです。
またジブリがいっぱいカタログを発行し、計52品目のジブリ作品の関連グッズの販売も行うとのことです。
ハウス食品のカレールー若しくはレトルトカレー(バーモントカレー、こくまろカレー、ジャワカレー、ザ・カリー、ククレカレー、カレーマルシェ、etc)の外箱についているバーコード2枚を1口として応募葉書若しくは官製葉書に貼り、郵便番号・住所・電話番号・氏名・職業・年齢・性別・希望の試写会会場番号・都道府県名・地区名・開催日を明記し(試写会スケジュール)、郵便番号100-8610・東京中央郵便局私書箱1180号・ハウス食品「猫の恩返し」試写会プレゼント係までおくると抽選で2名1組で2002年7月10日から17日にかけて全国47都道府県の47ヶ所で行われる特別試写会に総計15,000組30,000人が招待されます。1人当たり何口でも応募出来るとのことです。応募受付期間は2002年5月13日から6月10日、当日消印有効。招待状の発送は6月末を予定にしているとのことです。
ケイン・コスギが出演しているバーモントカレーのCMでこのキャンペーンの告知が行われていますが、BGMは主題歌の風になるのようです。
スタジオジブリの日誌によると2002年5月12日からアフレコがスタートしたようです。
2002年5月13日から特別協賛のハウス食品によるキャンペーンの第1弾がスタートするとのことです。これは6月10日までのキャンペーン期間中に同社の対象商品についているバーコードを集めて応募すると特別試写会のペア招待券が当たるというものとのことです。そして6月10日から8月31日までの第2弾キャンペーンではムタの抱き枕や登場キャラが書かれたスナックボールセットが当たるとのことです。[05-12-02]
2002年5月11日に地元の映画館に名探偵コナン映画第6弾『ベーカー街の亡霊』を見に行った際、予告編第2弾を見ました。バックに主題歌と思われる歌が流れ、なかなかいい雰囲気の映画になりそうだなと期待が膨らむ出来でした。ちょっと猫の造形と動きが気にならなくもないけど、これは本編を見るまでは判断出来ないですね。
劇場の廊下にはポスターも貼られていました。
スタジオジブリ日誌によると2002年4月25日にギブリーズの初号試写が無事に終了したとのことです。
2002年4月18日(木)から21日(日)までの4日間、東京ビックサイトにおいて東京国際ブックフェア 2002が開催されました。この中の徳間書店のブースではポスター及び予告編映像で猫の恩返しをアピールしていると共に絵コンテ集を中心とするジブリ関連書籍の販売が行われていました。
中国語では『猫的報恩』と呼ばれているみたいですね。[04-14-02]
公開日はまだ正式に発表されていないと思われますが、2002年7月13日もしくは7月20日が有力ではないかと思います。[04-08-02=04-14-02]
202年3月29日に発売されたジブリがいっぱいコレクションの紅の豚のDVDに『猫の恩返し』と『ギブリーズ episode2』の映像が少しではありますが、掲載されています。
地元の蔦屋のカウンターに2002年夏公開の『猫の恩返し』の前作『耳をすませば』のDVDが5月24日に発売というフリップが張られていました。[03-12-02]
Salon de renya.comにアークさんが書いてくれたところによると2002年3月9日の段階で千と千尋の神隠しが上映されている日比谷映画で猫の恩返し及びギブリーズ・エピソード2の予告編が上映されたとのことです。
月刊モエ2002年8月号の69ページから80ページにかけて猫の恩返しの特集が組まれています。
まずは人物紹介を兼ねたストーリー紹介。
つじあやのさんへのインタビューを中心にした主題歌の紹介。
十字街というハルが訪れる街の秘密。
柊あおいさんへのインタビュー。
最後にプレゼント情報。
千と千尋の神隠しのDVD発売記念の特集が掲載されている『DVD&ビデオでーた 2002年7月号』の25ページにジブリ最新作をチェックという囲み記事で耳をすませばの姉妹編としての猫の恩返しとギブリーズepisode2の紹介がされています。
Weeklyぴあ2002年6月24日号の夏の映画パーフェクトガイド内の26ページで猫の恩返しが紹介されています。
月刊MOE2002年7月号の次号予告によると8月号では第2特集で公開目前の猫の恩返しの潜入取材レポートをお届けするとのことです。
アニメージュ2002年6月号の48ページから5ページに渡り猫の恩返しとギブリーズ episode2の情報が載っています。
猫の恩返し5つの魔法ということで1.目が離せない登場人物、2.リアルなだけではない美術、3.リアルな少女の感情、4.誰もが自分を重ねられる物語、と猫の恩返しの魅力を紹介しています。
そして5.プレイバック。耳をすませばのDVDが発売ということで、バロンや雫、聖司にムーンを見ることが出来ます。また千と千尋の神隠しのDVD発売情報も囲み記事で書かれています。
柊あおいさんのスペシャルインタビューも掲載されていますよ。
最後のページではギブリーズの百瀬監督に聞くのPart1ということで、結構衝撃的なお話しも色々と書かれています。
ちなみに、この号の巻頭特集は『ほしのこえ』です。
165ページに広告があり、その中で英語の題名は『The Cat Returns』ということが明らかになっています。また、www.nekonoongaeshi.comというURLも書かれています。…早速アクセスしてみましたが、準備中という画像があるだけでした。
月刊MOE2002年6月号の46ページと47ページにスタジオジブリニュースということで猫の恩返しの速報第2弾どのジブリ情報が掲載されました。
猫の恩返しのストーリー紹介やキャスト紹介に加えて記者会見の内容などが紹介されていました。
日経エンターテイメントの2002年6月号の20ページに夏映画の本命は…という中でスター・ウォーズepisode2に続いて猫の恩返しも紹介されています。耳をすませばの姉妹編というこの作品、ジブリアニメは家族葬に根強い人気がありヒットが見込まれるとのことです。また千と千尋の神隠しのDVD発売の夏発売予定との絡めたヒットの可能性を指摘しています。
徳間書店から発売されているアニメージュの2002年5月号の59ページから10ページに渡り第2特集として情報が掲載されました。
猫の恩返し及びギブリーズepisode2の劇場特報第1弾のスナップとこの2作品の紹介。特に猫の恩返しの説明では耳をすませばについての言及や原作についても触れられています。そして2002年3月26日に約1時間に渡って行われた製作発表懇親会での質疑応答の模様や両監督と柊あおいさんそして池脇千鶴さんへのインタビューとレポートも掲載されています。
週刊文春 2002年4月11日号の49ページに小さな記事でギブリーズ episode2について触れられています。楽屋落ちの話しを見せられると言う趣旨のブーイングとちょっときつめの記事になっています。[04/06/02]
2002年3月2日に発売された月刊MOE(モエ)2002年4月号の53ページに猫の恩返しの速報第1弾が掲載されました。
1999年にアメリカで宮崎氏が検討しはじめた今回の企画。記事の中では大まかなストーリーも明らかにされていますが、このストーリーは柊あおいさんに原作を依頼し生まれたのが今回の作品ということです。つまり今回の原作はこの映画のための書き下ろし作品ということですね。この『猫の男爵バロン』は近日徳間書店より発売予定とのことです。この際に宮崎氏から出された条件がバロンとぶた猫と地球屋の3つをだしてくださいねということだったというエピソードも明らかにされています。
2002年1月14日発売の『ぴあ』に猫の恩返しの情報が1ページの4分の1程ですが、掲載されたそうです。
ウルトラOne掲載の第18回From STUDIO GHIBLI(1/31-2/5)で1/31にバロン人形を制作中の池袋にある工房アレグロを訪れた時の写真が掲載されている。イメージより黒めのその画像が本邦初公開とのこと。
バロンはヒロインのハルちゃんを助けるヒーローということです。
猫の恩返しは明日公開、その姉妹編です。ということで、2002年7月19日の日本テレビ系列の金曜ロードショーは耳をすませばの完全ノーカットのTV放送です。ところで、名匠宮崎駿が描く…いや、違うでしょう^^;。
さんまさんによると、千と千尋をウチに呼ぼうということで千と千尋の神隠しのDVDは今日ついに発売です。
明日公開の猫の恩返しでもバロンは大活躍という事です。
2002年8月2日にはとなりのトトロがTV放送されます。緑溢れる家に引っ越したサツキとメイはある日…。
ハルちゃん、十字街へ行って、猫の事務所を探して…。
2002年7月14日の午後1時30分から2時55分にかけて公開直前特番が、7月17日または18日の午後7時から猫の恩返しナイターが、7月19日の午前5時30分から8時30分のズームインスーパー内でスタジオジブリからの生中継が、8月6日の午後4時から4時55分にかけて満員御礼特番が放送される予定とのことです。[06-23-02]
猫の恩返しの公開を翌日に控えた2002年7月19日の午後9時から11時19分にかけて日本テレビ系列で放送される金曜ロードショーにおいて1995年のスタジオジブリ作品『耳をすませば』が放送されます。[06-19-02]
2002年8月2日の金曜ロードショーにおいて『となりのトトロ』が放送されます。
20026月7日の正午からフジテレビ系列で放送された笑っていいともに丹波哲郎さんが出演し、猫王の声を披露されたとのことです。
2002年6月4日の午前6時45分過ぎの日本テレビにおいて猫の恩返しの最新映像が公開されました。今回はハルが地球屋を見つけ、そしてバロン見つけるシーンやバロンがトトに乗り池の上を飛んでいくシーンなどが公開されました。バックの音声は猫になってもいいかもね…という前回と同じものでした。またその直後にはつじあやのさんのコンサートツアー最終公演となる東京での風になるの初披露映像も流されました。
2002年5月20日朝日本テレビ系列で放送されているズームインSUPERで猫の恩返しの話題が出たとのことです。池脇さんが登場したらしいのですが、詳しい内容はわかりません。
2002年5月13日からハウス食品のバーモントカレーのCMにバロンが登場しているとのことです。
2002年5月8日の朝6時45分くらいの日本テレビズームインSUPER内の映画情報コーナーにおいて猫の恩返しの新作予告編が流され、その中で今まで明らかにされていなかったバロン役が明らかになりました。一部のファンが期待していた耳をすませばの際の露口茂氏ではなく俳優の袴田吉彦氏ということです。
予告編の映像もしっかりと全部というわけではありませんでしたが、いい雰囲気だと思いました。
2002年4月19日の金曜ロードショー『ノートルダムの鐘』の後に『猫の恩返し』及び『ギブリーズepisode2』の予告が放送されたとのことです。
2002年4月6日の午後11時15分から45分間に渡ってNHK衛星第2放送で放送されたシネマ・パラダイスに鈴木敏夫プロデューサが登場し、色々な話題が飛び出しました。メインは千と千と千尋の神隠しについてですが、ジブリの次回作ということで猫の恩返しの話題も登場しました。そして若干ではありますが映像もでました。
耳をすませばの姉妹編というこの作品は路地の向こうは猫の国というタイトルを企画の宮崎駿氏は考えたようですが、鈴木敏文氏が猫の恩返しというタイトルでポスターを作ってしまったそうです。
2002年3月8日の朝に放映された日本テレビ系列のズームイン朝において猫の恩返しとギブリーズ episode2 の映像が流されたとのことです。
2002年1月11日の金曜ロードショーで『風の谷のナウシカ』が放送されましたが、その後で坂上みきさんが『スタジオジブリ最新作は今年夏公開。猫の恩返し。楽しみですね』と言いました。
2002年2月15日から東京有明の東京ビックサイトで開幕している新世紀東京国際アニメフェア21の徳間書店のブースに猫の恩返しの大きなバロン伯爵の看板があったとのことです。
2002年6月4日に千と千尋の神隠しのDVDのさんま宣伝部のメールvol.3からオンラインで試写会の応募をしました。
2002年6月9日にハウス食品の試写会応募を1口、山梨県・甲府市の会場で応募しました。
試写会、あたるといいな〜。
公開第1週の週末興業ランキングは公開2週目のスター・ウォーズepisode2クローンの攻撃に続く初登場第2位でした。3位には公開3週目のメン・イン・ブラック2が4位には初登場のタイムマシン、5位には公開7週目のアイ・アム・サムが入っています。
公開2週目の週末興行成績は前週と同じでスター・ウォーズepisode2クローンの攻撃に続く第2位でした。3位にはタイムマシン、4位にはメン・イン・ブラック2、5位には初登場の海は見ていたが入ったようです。
公開3週目の週末興行成績でも引き続きスター・ウォーズepisode2クローンの攻撃に続く第2位でした。3位には初登場のアイス・エイジ、4位にはタイムマシン、5位にはメン・イン・ブラック2が入っています。
千と千尋の神隠しの時には10万人規模の試写会でしたが、今回は11万人規模の試写会を実施したとのこと。…ボクは全部落ちましたけど。
公開規模は全国で335スクリーンだったとのことです。
舞台挨拶が行われた日比谷映画では徹夜組約250人を含む約700人が初回上映を楽しんだとの事。
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『猫の恩返し・ギブリーズ episode2』観劇後文 =========================================== 2002年7月20日の土曜日、海の日。岡谷スカラ座1号館において午後7時50分 からの回で猫の恩返し及びギブリーズ episode2を見ました。 スターウォーズepisode2クローンの攻撃やMen In Black 2、劇場版ポケット モンスター/水の都の護神・ラティアスとラティオスなども上映されていまし た。 ギブリーズ episode2 ------------------- まずギブリーズ episode2からスタートです。 すべてが終わった後の蛍ちゃんの絶叫とそれに続く文字。次回のジブリ作品 って何なのかはちょっと不透明ですが、こちらの方はどういう形を考えている のかな。 猫の恩返し ---------- さて、まず、結論を。この映画は人に薦めるに値するか否か。ボクは十分に 値する作品だと想います。 中編と呼ばれる程良い上映時間。ハルを巡るどたばた劇という比較的単純な ストーリー。千と千尋の神隠しほどの深い世界観はないかもしれませんが、一 方でもののけ姫ほど難解で悩む必要もありません。ハルと一緒になって退屈な 日常の中にふと起こった出来事を楽しめればいいのではないかと想います。 耳をすませばとの関連 -------------------- 雫が書いた物語というのは原作者柊あおいさんの想いというわけで、映画の 中にそれを示唆するようなものはありません。猫の事務所も地球屋という屋号 がでてくることはありませんでした。フンベルトフォン・ジッキンゲン男爵や ムタは登場していますが、彼らもまた耳をすませばに登場した彼らとはまった く別の存在と考えるべきキャラクタとなっています。 制作の過程で姉妹編という要素があったものの、実際の映画の中ではその要 素はまったくないものとして見るのが正しいと考えます。 落下のシーン ------------ 今回の作品は森田さんが監督を務めたものの、企画には宮崎駿さんがいると いうジブリ作品というわけで、お馴染みの空を飛ぶシーンもありました。 しかし、丸くなったままの墜落感や背中を伸ばしたあとの浮遊感。どちらも あまり感じる事が出来ず、ちょっと残念だったかなと想います。カラスの背に 乗ってからはそれこそ全然空の上にいるという感覚はありませんでしたしね。 原作との相違点 -------------- もちろん映画化するにあたって細部はだいぶ変わっていますが、それでもほ ぼ原作通りに描かれていたなと思います。そんな中の相違点について。 声優さんについて ---------------- 柊瑠美さんが演じた千尋は千尋の声として聞くことが出来ましたが、今回の 池脇千鶴さんが演じたハルはハルの声としてではなく池脇千鶴さんの声として 聞こえてしまったところが何ヶ所かありました。なぜなんだろうな。 バロンの声は耳をすませばの時の露口茂さんではなく袴田吉彦さんでしたが 、これはこれでとてもバロンのイメージにあっていて良かったと思います。そ れでもちょっと袴田さんの顔が浮かんでしまう時がありましたけど。 ギブリーズの野中さんの声を西村雅彦さんが演じたのにもなんとなく違和感 を感じてしまいました。 こうして見てみると、声優さんに今回は随分違和感を感じているようです。 違和感というよりも映画のキャラクターよりも俳優さんの顔が先に浮かんでし まっているという感じなのかな。今まであまりそういう事がなかったので、自 分ではちょっとびっくり。 耳で聞くだけではムタとブタの区別がつきにくいですね。 $$