南都・明日香路ぶらぶら散歩 Ver.2002.05

2002年5月の最後の週末、土日の休みに金曜日を1日加えて3連休ということで、奈良県まで自転車持って行きたいなと思っています。
取りあえず金曜日に東大寺や興福寺のある奈良公園から<薬師寺のある西の京辺りをぶらぶらと。土曜日に石舞台古墳などがある明日香路をぶらぶらとしたいなと。そして日曜日は伊勢神宮に寄って帰ろうかなと考えています。
今回はBROMPTONのキャスターの付け替えもしていないしということで、長距離の移動は自分の運転する車で考えています。車があるとそれに制約されて、折りたたみ自転車のメリットを最大限には発揮出来ませんが、往復の手軽さや自転車とは別の意味での小回りの良さを考えて、今回は行こうと思います。

例年ならば梅雨に入る前の一番いい時期なのですが…今年は季節感が完全におかしくなってしまっているため、ひょっとしたら雨かもしれませんね。その場合は自転車をあきらめて車でまわろうかなとも考えています。
出来れば晴れて自転車でまわりたいと思っているので、その時は都合のつく方、ぜひ一緒にぶらぶらとお散歩しましょう〜。
前年の7月に薬師寺と興福寺だけをまわって以来の奈良です。飛鳥地方にいたっては小学校6年生以来の事。わくわくです。

ちなみに、2002年5月24日には耳をすませばDVDが発売されます。そして翌25日は誰かさん誕生日だったいりするのですぅ。

えっと、行く前に確認しておかないといけないのは…。
奈良までの地図をゲットして行き方をチェックしないといけませんね。
奈良市内の地図は…いるかな。
奈良での駐車場事情を確認して一番いい場所に停めたいな。どこかに車を停めてあとは自転車で移動出来たらいいなと思っています。

The First Day

奈良までまずは車で行かなければなりません。朝早く出ても着くのはお昼過ぎになってしまいます。さて、それからどこに行きましょうか。
西の京の薬師寺の駐車場に車を停めて、まずは簡単に薬師寺にご挨拶。ほぼ1年ぶりの再会です。それから奈良公園の方にでも走ろうかなと考えています。

1983年に完成した奈良西の京斑鳩自転車道線という近鉄奈良駅から平城宮跡から郡山城趾を経て法隆寺に至る全長約21.9キロのサイクリングコースがあるそうです。これを走るというのもいいですね。

さて、泊まりはどうしよう^^;。
奈良で最も古いペンションという薬師寺の近くにある喜多ペンションに泊まりたいのですが、1人では難しいかな。そうでなければ、奈良ユースホステルに久しぶりにというのもいいかなと思ってます。ユースホステルは他にも奈良青少年会舘YHや奈良公園と新薬師寺の間にもあるそうです。
というわけで、色々考えていた泊まる場所ですが、はじめは昔泊まった奈良YHに久しぶりに泊まろうかと考えていました。しかし、24日は修学旅行の為貸し切りという事で、無理でした。そこで新薬師寺の近くにあるという奈良かすが野ユースホステルに泊まる事にしました。

出発( 7:39 am)
出発。丁度小学生の登校と重なってしまう。だけならまだしも通勤ラッシュにもはまってしまう。なんとか高速のI.C.にたどり着いたものの、なんと予定と逆方向に乗ってしまう^^;。あわてて次のI.C.で降りて再スタート。なんだか今後が思いやられるぞ…。
途中休憩(11:00 am)
東名阪自動車道の小山田P.A.に到着。ここまで来るのも一騒動^^;。中央道から東名を一旦東京方面へ向い、東名阪名古屋で東名阪自動車道に。このまま真っ直ぐ行けばいいものを何を考えたのか名古屋の環状線に入ってしまう。意味もなく一周してからようやく戻り、ここに到着。
途中休憩その2(12:10 pm)
針テラスという道の駅で小休止。この名阪国道。一般国道ということで制限速度が60キロだが、施設は高速道路と一緒。ある意味反則なような気がする。さて、ここまで来るともう天理はすぐそこ。今後の予定をそうはいっても真面目に考える。とりあえず県庁横の県営パーキングを目標にすることにします。
駐車場探し( 1:22 pm)
天理I.C.から奈良公園まではほとんど1本道でした。奈良公園に入ってからちょっと道に迷いながらも県庁横のパーキングにたどり着きましたが、満車で停められませんでした。方針を転換して比較的空いているといわれている同じく奈良県観光自動車駐車場の高畑(たかばたけ)パーキングに駐車。こちらは問題なく停めることが出来ました。1,000円。ここだと泊まる予定の場所にも近いし、かえってラッキーだったかも。ドライブマップによると結構穴場みたいですね。
元興寺( 1:50 pm)
組み立てたブロンプトンに乗りながら奈良公園をうろちょろし、興福寺五重塔の写真を撮ったりしてから、到着したのが元興寺。ここは飛鳥寺が前身ということで、ぜひにも訪れたいと考えたいたのだ。奈良公園から微妙にはずれているため、今までは訪れる機会がなかった。拝観料は400円。ブロンプトンと荷物は門前に置かせていただいた。曼荼羅を御本尊としているのは珍しいなと思う。また、瓦の一部は飛鳥寺からの物という建物も落ち着いてなんかいいな〜って思う。ここには奈良公園にいっぱいいる修学旅行生がまったくいなく、ひっそりとしている。宝物館の中には国宝の五重塔の模型。
薬師寺その1( 2:31 pm)
元興寺から西へ適当に走り目指すは西の京にある薬師寺。どこをどう走ったのかはよくわからないが、無事に西の堀川と呼ばれる秋篠川に到着。ちょうど薬師寺と唐招提寺の間に出て、秋篠川を挟んで薬師寺の2つの塔が見えた。ちなみに、この秋篠川にそって走っている小道が奈良・西の京・斑鳩自転車道とのこと。本当ならこの道にそって来るつもりだったんだけどな〜。
薬師寺その2( 2:39 pm)
秋篠川から薬師寺の本伽藍と玄奘三蔵院の間の道を素通りし、西の京駅を超えてそのまま真っ直ぐ向かって到着したのは大池の岸辺。西の京を代表する風景である池越しの薬師寺の東塔と西塔を再び見るために訪れた。ここを見たいがために自転車を持って奈良まできたといっても過言ではないと言えるほど、もう1度見たかった景色なのだ。去年は草がはえていて、崩れそうな雰囲気すらあった岸辺は白いコンクリートで塗り固められていた。写真を撮るが、ズームなしだとどうしても小さくなってしまう。ましてGR1は28mmだから余計にきつい。やはり一眼レフを持ってくるべきだったかと少し後悔。
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マピオン地図
薬師寺その3( 3:16 pm)
薬師寺八幡宮の踏切を超えて、駐車場から秋篠川経由で中門前の駐輪場にブロンプトンを停めて、薬師寺伽藍を拝観。800円。薬師三尊像にまたお会いすることが出来た。やっぱ、いいな〜。東塔も相変わらず美しい。既に西日になってきているため、西塔はどうも綺麗に撮れなかった。外観を見る限りほとんど完成している大講堂の落慶法要は平成15年3月29日から4月4日まで執り行われるらしい。玄奘三蔵院はパスして伽藍を出ると、ブロンプトンに興味を示した男性2人に声を掛けられる。走りやすさを気にしているのと、サドルの高さを気にしていらした。
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自転車道( 3:44 pm)
秋篠川沿いの自転車道を北進。途中解体工事が行われている唐招提寺の大きなテントを見たが、寄るのは断念。西大寺に寄っていくか判断を迫られたが、狭いトンネルを行くのがいやなので、断念してそのまま平城宮跡へ向かう。
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平城宮跡( 4:00 pm)
踏切を超えて平城宮跡に入る。感想としてはだだっぴろいな〜というもの。広大な敷地の中を走る線路を再び超えて再建された朱雀門下へ。正直なんだかな〜という感じ。
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奈良公園までの坂道( 4:21 pm)
近鉄奈良駅前を経由して興福寺の前まで戻ってきた。ここまでは緩く時にはきつい上り坂。疲れた〜。ブロンプトンの1速はとても軽い。歩行者を避けながらゆっくりと坂を上るには最適なギア比。しかし、ある程度スピードをだすには軽すぎる。やはり、間が欲しいと思う。
お宿その1( 4:37 pm)
志賀直哉旧宅前を通りすぎ、ブロンプトンで新薬師寺の手前にある今日のお宿のかすが野YHに到着。
御宿その2( 5:00 pm)
チェックインを済ませてから再びブロンプトンで坂を下って車を取りに行く。その後部屋に入って明日の駐車場をどこにするか考える。鴬の鳴き声を聞きながら、とりあえず300台あるという樫原神宮の駐車場が神宮前駅からも近いしと目星をつける。
一期一会( 7:19 pm)
今日の泊まり客で男性はボク1人とのこと。お風呂を頂いてから、食事となりましたが、こちらの方も女性の方の2人だけでした。ペアレントさんを交えて3人で会話をしながらの食事でした。
お散歩( 8:09 pm)
食事の後、夜のお散歩と洒落込みました。新薬師寺は当然もう閉まっていますので、外から眺めるだけです。しかし、新薬師寺に入る道にある看板には駐車場有りとなっていますが、それらしい場所はどこにあるのでしょうか…。折角だからと足を伸ばして春日大社まで行ってみました。本殿は当然閉まっていましたが、それはそれでなんとなく趣がありました。

The Second Day

中日、2日目。丸々自由になるのはこの1日だけです。ということで、今回の旅の目的のメインとなっている明日香路をぶらぶらと走りたいと思います。

コースとしては今書店で販売している定番るるぶ・奈良を歩こう'02の108ページから113ページにかけて掲載されている大和路サイクリング1・飛鳥をベースにして走ろうと考えています。

近鉄樫原神宮前駅をスタートし、東正面の道をまっすぐ進み甘樫丘から南へ向かい飛鳥寺などを経由して岡寺へ。石舞台を見てから西へルートを変え、橘寺などを経由してゴールの近鉄飛鳥駅までの明日香地方をぐる〜と一周するコースになります。
朝からあやちさんが一緒に走ってくれるとのこと。ありがとうございます。
車はどこに停めましょうか。…駐車スペース300台という橿原神宮の駐車場に停めておけるようだったら、そうしたいなと思います。

駐車場( 7:49 am)
新薬師寺近くの宿から50分ほどで到着した高松塚古墳の近くにある奈良歴史公園館の駐車場に停めました。流石にまだ朝早くということで他に停めている車もなく、快適に停められました。ここでBromptonを組み立てて、待ち合わせ場所の飛鳥駅へ出発です。
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久米寺( 8:46 am)
飛鳥駅に着いた段階で待ち合わせ時間まで1時間程あるということでちょっとぶらぶらとと思っていたら岡寺駅経由で橿原神宮前駅まで着いてしまいました。そこであやちさんに連絡を取り、集合場所を変更。空き時間に久米仙人所縁の寺という久米寺を詣でました。橿原神宮前駅から自転車で1分という近さですが、それでも歩きだったら面倒なので、行かなかったでしょう。
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本薬師寺跡( 9:58 am)
橿原神宮前駅の西口であやちさんと合流し、喫茶店でモーニングを食してから出発です。いきなり雑誌のコースから北に外れた本薬師寺跡を目指します。薬師寺が大好きなボクとしては飛鳥を巡る旅の中でどうしても行きたいと考えていた場所なのです。地図とGPSを組み合わせながらも道に迷い、その末に着きました。な、なんか民家の庭先なんだけど^^;。金堂と東塔と西塔の跡が残されていて、今の薬師寺と同じ伽藍配置だな〜というのがよくわかりました。なんか、いいな〜。
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マピオン地図
甘樫丘(10:27 am)
甘樫丘(あまかしのおか)は当時権勢を欲しいままにしていた蘇我(そが)氏の大邸宅が築かれていたと言われる小高い丘です。10分ほどかけてで頂上の展望台まで登りましたが…死にそうになりました。でも、それだけの価値があるいい景色を見ることが出来ました。
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水落遺跡(10:57 am)
甘樫丘を降りて、飛鳥川を渡ってすぐの場所にあるのが後の天智天皇、大化改新の中大兄皇子が作らせたと言われる日本初の時計の跡と言われる水落遺跡です。う〜ん、説明を読んでも今一仕組が理解出来ません。近くには明日香村埋蔵文化財展示室と言う物がありましたが、なんと土曜日曜祝日は休みということで、中を見ることは出来ませんでした。
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飛鳥寺(11:15 am)
蘇我馬子により建立されたと言われる日本初の本格的な仏閣建築の飛鳥寺。606年に作られたといわれる日本最古の大仏、飛鳥大仏がいます。しかし、堂内での撮影自由ってここくらいだろうな〜。本堂拝観料は300円なり。近くには入鹿の首塚がありますが、周りが整備されてしまっていて、ちょっとショックを受けました。それでも西門の解説はあるのに、首塚の説明はまったくありませんでした。
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伝飛鳥板葺宮跡(11:55 am)
首塚から標識に従って進んだのに、次の分かれ道で標識がないため少し迷って到着したのが大化改新の舞台ともなった板葺宮跡と伝えられている場所。昨日見た平城宮跡に比べるととても小規模でした。しかしここが板葺宮だったという確固たる証拠は何も無いんだな〜、きっと。
酒舟石(12:03 pm)
階段の下に自転車を置いて登っていきます。飛鳥の浪漫の代表格の一つである酒舟石は現在竹林な小山の中にあります。たしかにこの石って不思議な石だな〜。なんか意味がある紋様なのだろうか。なんとなくナスカの地上絵の様な趣を感じます。
岡寺( 1:07 pm)
酒舟石から酒船石遺跡と万葉館を超えて急坂を頑張って登っていくと岡寺にたどり着きます。…駐車場からの道はものすごい急坂でしたが、そこをレンタルサイクルで降ってくる人がいました。…す、すごいな〜。
石舞台古墳( 1:32 pm)
謎な飛鳥の代表格、石舞台。近くに行くためには250円の入場料が必要です。実は石舞台についた時にはかなり気持ち悪くなっていました。お昼の直後に食べた亀石餅が効いているのか、上り坂を一気に駆け上がった反動か、自転車をこぐ際の呼吸法が確立していない為か。まあ、ここではじっくりと石の力強さに触れていましょう。周りは整備という美名の元でわけわからなくなっていますが、石舞台そのものが持つ力強さはけして揺らぐことがありませんね。
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橘寺( 2:19 pm)
聖徳太子誕生の地とされる橘寺。なんか出たところにもそんな門があります。なんだかな〜。本堂である太子堂の横にある善悪2つの顔が共存するという二面石。確かにその通りだけど、その間にはコンクリートが^^;。
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亀石( 2:44 pm)
今まで写真では何度も見ているけど、実物を見るのははじめてです。思ったより大きな物で、これは、いいです。飛鳥の中で最もいい物だ〜と思いました。
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天武・持統天皇陵( 2:56 pm)
天皇親政により律令制度の確立に多大な影響力を持った天武天皇とその皇后で後に皇位についた持統天皇の御陵。管轄は宮内庁でお馴染みの看板があるのですが、それがあるのは古墳な小山の中腹付近。通常の前方後円墳ならお濠になっているであろう場所は田んぼや畑になっています。そしてその中腹部分をぐる〜と1周出来てしまいますが、裏手はなんだか荒れています。
実は指定替えが行われているようですね。
鬼の俎・鬼の雪隠( 3:20 pm)
サイクリング・ハイキングロード途中にある鬼の俎と雪隠。管理は宮内庁とのこと。大きな石です。
吉備姫王陵墓・猿石( 3:29 pm)
天皇の孫の奥様のお墓。その中にたしかにいました。猿の様な石が。
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高松塚壁画館( 3:43 pm)
1971年に発見され大きな話題となった高松塚古墳の壁画。それの実物大模型などがあるのがその高松塚古墳のすぐ脇にある高松塚壁画館です。入館料は250円。保全の為に樹脂を注入って…大丈夫なんでしょうか^^;。高松塚古墳本体はコンクリートな古墳という感じ。宮内庁という文字は見あたらないっすね。
歴史公園館( 4:08 pm)
国営の歴史公園館は入場無料。中には飛鳥地方の立体地図があります。ランプを押しながら今日の行程の復習をしてみましょう。2階の部屋ではプロジェクタによる万葉集と飛鳥の歴史を見ることが出来ます。万葉の歌の英訳は結構面白いかも。
文武天皇陵( 5:04 pm)
坂を上っていってたどり着いたのはあやちさんにとって本日最大の目的地である文武天皇陵。宮内庁の下手な字で自転車等乗入れ禁止という砂利道を進むとその先には飛鳥の原風景が広がっています。…いいな〜。うん、これはいいです。ほ〜と座りながら色々と話しています。夕日が完全に沈むまで1時間半ほど飽きもせずに眺めていました。
文武天皇(もんむてんのう)は683年に生まれ707年に逝去。天武天皇の息子である草壁皇子と元明天皇の子。697年に持統天皇の譲位により即位。藤原不比等の娘の宮子を后とした。在位中に大宝律令が完成しているとのこと。
パンク( 6:48 pm)
文武天皇陵から高松塚古墳まではほんの短い距離でした。歴史公園内を走っていると、タイヤの感触がおかしいです。降りて確認してみると後ろのタイヤがパンクしていました。まあ、今日の行程はすべて終っているし、車まではほんのわずか。いや〜、まあ、良かったというべきでしょう。車についてからあやちさんにパンクの修理をしてもらいます。…な、なるほど。パンクの修理ってこういう風にやるんだ。これは修理キットを買わなければいかないな〜。なんとか暗くなる前に処置完了です。本当にありがとうとざいます。
駐車場探し(11:31 pm)
路上駐車はしたくないな〜ということで甲子園周辺でパーキングを探しますが、なかなか見つかりません。これじゃあ、みんなが路駐してしまう気持ちもわかるな〜。それでもなんとかTime24を見つけて、駐車。自転車で移動して、あやちさんのお宅に泊めていただきます。

一緒に回ってくれたあやちさんによる【輪行@@(おさんぽくるくる)飛鳥】もぜひご覧下さい。GPSデータを抜き出した行程図は便利ですね〜。

この日走った距離はおよそ20キロ。けして多くはないのですが、甘橿丘や岡寺などちょっときつめの坂道があったので結構疲れました。
仮に輪行オフなんかを主催する事があったら事前にそのコースを下見する事は必須条件だな〜と実感しました。なんか自分の方向感覚は全然あてにならないし…。

The Third Day

最終日である3日目、日曜日。翌日に出勤を控えている関係で早めに帰りたいなと思っています。でも、ただ帰るのもつまらない。そこで、ちょっと回り道して伊勢により、伊勢神宮に寄りたいなと考えています。
今まで出雲大社には行ったことがあるのですが、伊勢神宮には行ったことがないのです。話しの種に一度は行かないとと常々考えていたのです。

もしくはまったく別のルートとして、京都に立ち寄り、南禅寺門前の湯豆腐を食べたいなとも思っています。そして本願寺近くにある諏訪という地名について調べて、諏訪湖を模したと言われる池もしくはその跡が無いか散策してみたいです。

R.O.D
READ OR DIEという小説。
CYCLE CENTER SANWA(12:50 pm)
あやちさんがBD-1cを購入したというサイクルセンター・サンワさん。2階にはアレックス・モールトンがいっぱいです。すごいな〜。1階にはBD-1と並んで、台湾Bromptonの迷彩色L5が置いてありました。欲しい〜。ここでは昨日の反省をふまえて、パンク修理用の小物数種類とBromptonのタイヤチューブを1本、そして赤のミニベルを購入しました。
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妖しいカメラ屋さん( 3:22 pm)
お好み焼きな遅めの昼食をすませた後、児湯児湯な店員さんのいるカメラ屋さんへ。飯田線の宴会はいつも通りかな〜ということに。ハングル語のアルカリ充電池があるなんて、妖しいですよね。
LORO Cycle Works( 4:27 pm)
Bromptonならここでしょうというローロさん。海岸線から環状線に入り夕陽丘で降りてちょっと行くと谷町筋そして上町筋に当たります。そこを左に曲がるとすぐに到着です。大阪市内の道路マップも持たないボクをあやちさんがうまくナビゲートしてくれて最短距離で着くことが出来ました。町の自転車屋さんといった感じの和田サイクルやサンワとは違い、なんか小綺麗なビルに入っています。ただ、妖しい雰囲気は一緒です。ここで懸案だったベアリングローラとツーリングバックを購入しました。最初、ベアリングローラだけ買って後で自分で取り付けようと考えていましたが、かなり堅い場合があると言われて、ここで変えて貰うことにしました。これは結果としては大正解でした。元々のキャスターが接着剤でくっ付いている様な物でものすごく堅く外すのがとても大変そうでした。ついでに1段からすぐ2段に入ってしまうギアの調整もしてもらいました。そしてバックの金具の取り付けもしてもらい、Bromptonはかなりいい感じになりました。
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帰宅(10:04 pm)
途中の大津S.A.でお土産の八つ橋を買って、帰宅。今回のVitzの総走行距離は931.2キロでした。

結局計画は計画倒れ、伊勢にも京都にも行きませんでした。これらの場所にはまた改めて行きたいと思います。
その代わり、Bromptonがかなりいい感じになりました。ばっちり、ばっちり。


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